内容説明
戦国の世に生きた一高僧蓮如を紹介し、その人物像を通して著者の学んだところを述べたい。又明治以後の日本の歴史を辿って、蓮如の生涯などと対照して、將来の日本再生の為に、何か示唆が得られないか探ってみたところである。―「はしがき」より。
目次
第1部 信仰と教化の人・蓮如(部屋住時代;本願寺継職;比叡山の難事 ほか)
第2部 蓮如に学ぶ(新時代への模索;蓮如道)
第3部 明治以後の日本を考える(明治維新と明治時代;アメリカ合衆国、第一次世界大戦;失路の日本外交 ほか)
著者等紹介
大谷暢順[オオタニチョウジュン]
昭和4年、京都生れ。東京大学文学部、ソルボンヌ高等学院卒業。パリー第七大学文学博士。名古屋外国語大学名誉教授。フランス国よりパルム・アカデミック勲章叙勲。現在、本願寺法主、財団法人本願寺維持財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。