世界のネコの世界―にゃおよろずのくにぐに

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759308877
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0095

内容説明

「どうぶつ奇想天外!」でおなじみの千石先生がアフリカはサバンナからアマゾンの奥地まで、フィールドワークによって発見・分析した二九篇の野生ネコたちの知られざるドラマ。

目次

1 アジア東部のネコ―元気いっぱいで愛らしい、表情豊かなネコたち(カリマンタンのヤモリネコ―インドネシア・カリマンタン島;猿の子猫―タイ・バンコク ほか)
2 南北アメリカ・オセアニアのネコ―しなやかで凛と美しい、力強さを秘めたネコたち(アマゾンの魚食いネコ―ブラジル・アマゾン;ヘミングウェイと猫―アメリカ・キーウェスト ほか)
3 アフリカ大陸のネコ―伝説や神話にみる、神秘的な力を持つネコたち(ネコのワークシェアリング―タンザニア;イエネコの系譜―ケニア ほか)
4 アジア南部・西部のネコ―強くたくましく、苛酷な環境で生き抜くネコたち(にせネコの声は焦熱の地に―インド・チャンバル;シンハラのカースト―スリランカ ほか)

著者等紹介

千石正一[センゴクショウイチ]
1949年東京生まれ。東京農工大学卒業。財団法人自然環境研究センター研究主幹。世界各国をフィールドワークのため駆け巡り、日本人では最も多種類の爬虫両生類に接している。動物の世界を研究し、一般の人たちにもわかりやすく紹介することで、自然環境保全の大切さを訴える。平成12年にはその功績が認められ、環境庁長官より「環境功労賞」を受賞する。図鑑、学術論文などの幅広い執筆活動のかたわら「どうぶつ奇想天外!」などのテレビ出演でも活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

24
★★★ 猫好きによる紀行記。耳にある白い斑点の”虎耳斑”は、猫科の野生動物にあるようだけど全然知らなかったのでググってみたら、トラの耳にちゃんとある!びっくりした。2016/07/04

YO)))

15
ネコってイエネコだけじゃないのね,という,当たり前だけど新鮮な気づきを得られます.2016/03/05

月猫

3
猫っかわいがりするだけじゃなく、世界の国、街それぞれのネコ科動物のあり方など、世界中を旅してきた経験と知識のある著者だからこそ言える事がたくさん書かれています。ネコ科以外の動物もたくさん出てきますよ。2012/04/18

にゃおん

1
千石先生の本は初めて読みました。チクリとアメリカ批判をしたり、だじゃれが入っていたりして面白かったです。欄外の注が、これまた独特で楽しいのもポイント高し。写真家ではないから、ぶれているものもあるけれど、貴重な動物の写真が見れるし、何より、その写真に写っているネコたちのエピソードが書かれているのが良かったです。2012/03/20

まろ

0
「動物奇想天外」の時から、千石正一氏に興味津々です。2011/07/05

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