内容説明
著者は大自然の神とよほどお付き合いが深いのだろう。「木の気」「鳥の思い」を受けとめる感受性は希有のものだ。本書によって、自然界の発する気の世界へと誘われた私たちはいつか、視覚に頼ってばかりでは自然は、ほんものの姿を見せてくれないという実に大切なことを学ぶことになる。
目次
木と話す
小鳥とおしゃべり
オルゴールの祈り
音楽の手紙
心に届けたい
希望の地平線
著者等紹介
三宮麻由子[サンノミヤマユコ]
エッセイスト。1966年、東京に生まれる。上智大学フランス文学科卒業。同大学院博士前期課程修了。外資系通信社勤務とともにエッセイを書き始める。『鳥が教えてくれた空』(NHK出版 1998年)で第2回NHK学園「自分史文学賞」大賞、『そっと耳を澄ませば』(NHK出版 2000年)で第49回日本エッセイストクラブ賞をそれぞれ受賞する。その他、多数の雑誌等に執筆、テレビ・ラジオ出演や講演活動などでも活躍中。日本エッセイストクラブ、日本ペンクラブ、日本野鳥の会、日本自然保護協会会員
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