知っていますか?君が代・日の丸一問一答

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知っていますか?君が代・日の丸一問一答

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  • サイズ A5判/ページ数 114p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784759282344
  • NDC分類 767.51
  • Cコード C0036

内容説明

本書では、これまで推進・反対いずれの派からも、いささか感情的に取り扱われ、きちんと事実を踏まえた議論がなされてこなかった面のある「君が代・日の丸」の歴史について、タブーを恐れず正面から検討しています。国歌・国旗は、国際交流の場で使われるものですから、日本人以外の国際的な評価も検討すべき大切な要素として扱いました。

目次

第1部 今、何が起きているのか?(「君が代・日の丸」を「強制しない」ということは、いつだれがどこで約束したの?;ほんとうに、子どもはだいじょうぶなの?;学校現場ではどんなことが起こっているの? ほか)
第2部 「君が代・日の丸」の歴史(「君が代」の歌詞の歴史と、もとの意味を教えて!;「君が代」のメロディーはどのようにして始まったの?;今の「君が代」はだれが作曲したの? ほか)
第3部 どうする「君が代・日の丸」?(敗戦によって「君が代・日の丸」はなぜ廃止されなかったの?;「国旗は、日章旗(日の丸)とする」「国歌は、君が代とする」国旗・国歌法(一九九九年)が登場してきた背景について教えてください
「君が代・日の丸」は法制化されたし、学校現場には新学習指導要領があるので、子どもや先生は、その「強制」に従わないといけないのではないですか? ほか)

著者等紹介

上杉聡[ウエスギサトシ]
1947年、岡山県生まれ。関西大学文学部講師、「日本の戦争責任資料センター」事務局長。著書に『よみがえる部落史』社会思想社、『明治維新と賤民廃止令』『部落を襲った一揆』解放出版社、『部落史がかわる』『天皇制と部落差別』三一書房、『脱ゴーマニズム宣言』『脱戦争論』東方出版、ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

U-Tchallenge

2
国旗・国歌である日の丸・君が代について1から考えることのできる内容となっている。本書を読み進めるとなかなか根深い問題が潜んでいることが明らかとなる。当たり前のように受け止めているように思われるが、決して当たり前では済まされないもののように思った。だからこそ、日の丸・君が代の歴史や意義について知ることが必要だろう。知ることを通して、そこで自分なりの考えを持つ。それを持ってこそ、日の丸・君が代について意見することができるだろう。だから、知る機会を作る、知る機会を保障することが大切になるのではないだろうか。2021/01/30

kuroika

1
君が代・日の丸に反対する立場をとっている方が書いた本。感情論に頼らず論拠がとてもよくまとまっていて非常に面白かった。1999年の「国旗・国歌法」成立時の教育基本調査は探しに行ったらネットにはもう残っていなかった。自分でも分析するならしかるべき場所に申し込んで閲覧するしかないのか。学校の教科書ではまず見れない資料も沢山掲載されていて、こうやって政治よって史実も葬られていくんだろうなとも思わされた。2022/07/23

U-Tchallenge

0
特に意識することなく、日常に溶け込んでいるように感じている「君が代・日の丸」。しかし、君が代・日の丸には歴史があることを知った。当然と言えば当然なのではあるが、何も考えずに受け入れていた。受け入れていたというよりも、他のことを考える余地すらなかったの方が正直なところである。つまり、何も考えていなかったということ。まあ、それは仕方のないことではある。だって、誰もそんな話しないから。でも、当たり前のように思っていることは当たり前ではない。いろいろと知った上で判断することは必要なことである。そんなことを考えた。2020/11/18

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