内容説明
全国水平社80周年に、水平社研究の新たな地平を拓く書が誕生。24名の多彩な執筆者が、斬新なアプローチから未開拓のテーマに挑戦し、通説を問う。
目次
第1部 水平社の歴史的位置(国民国家と水平社;被差別部落と性差別;大逆事件後の融和政策 ほか)
第2部 地域社会と水平社・融和団体(水平社未組織県における部落解放運動史―神奈川県・富山県の場合;信濃同仁会と長野県水平社;愛知地方における部落問題と水平社運動 ほか)
第3部 部落差別に向き合った人々(キリスト者と水平社―留岡幸助の部落問題論;共産主義者・中川誠三と全国水平社青年同盟―「裁判調書」よりみた;愛媛県水平社の緒戦を飾った二人の戦士 ほか)
著者等紹介
秋定嘉和[アキサダヨシカズ]
1934年生まれ。池坊短期大学教授。世界人権問題研究センター第2研究部長
朝治武[アサジタケシ]
1955年生まれ。大阪人権博物館学芸課長
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- 和書
- 富士山学 〈第3号〉