出版社内容情報
「まじめなおしゃべり」という「対話」によって人は自分をエンパワーできるのではないか。そう提唱する著者が教育現場の経験をもとに、参加者の対話中心の参加型学習を提案。現場で活用できるワークシート、学習プログラムつき。
参加型と呼ばない/動詞からひろがる/アイスブレイクでなく/ひとりで抱え込まないで/悪夢には力がある/まじめな雑談/社会をつくる学び/職場のワークショップ/心をしずめるおしゃべり/心をつかむクエスチョン/エンパワメント・ワークス/アクションプランに向かって/提案・対話からはじまる人権学習のプログラム ほか
内容説明
本書は、「社会をつくる学び」が、「対話からはじまる人権学習」を通して実現できればとの著者の願いを実現するために、テキストづくり、学習プロセスづくりを柱として実践してきたことを、現場主義の形をとってまとめたものである。
目次
ホップ―テキストが生まれるとき(参加型と呼ばない;動詞からひろがる ほか)
ステップ―すべてのヒントは現場に(ひとりで抱え込まないで;悪夢には力がある ほか)
ジャンプ―おしゃべりからはじまる(活動あって学習なし;心をしずめるおしゃべり ほか)
提案―対話からはじまる人権学習プログラム(2ユニットで住民学習;4ユニットでファシリテーター養成講座 ほか)
著者等紹介
岡田耕治[オカダコウジ]
1954年11月大阪府生まれ。1978年4月大阪府岬町立岬中学校勤務(17年間)、同和教育主担、学年主任などを歴任。1995年4月大阪府教育委員会事務局勤務(11年間)、指導主事、主任指導主事、主任社会教育主事、管理主事を歴任。2006年4月岬町教育委員会事務局勤務教育部長。2001年7月子ども教育広場(野口克海代表)の設立から事務局を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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