- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
米中貿易戦争や米中ハイテク戦争の根幹には「中国製造2025」がある。トランプが怖れているのは、「中国製造2025」により中国がアメリカを追い抜くことである。
中国は2015年5月に「中国製造(メイド・イン・チャイナ)2025」という国家戦略を発布し、2025年までにハイテク製品のキー・パーツ(半導体など)の70%を「メイド・イン・チャイナ」にして自給自足すると宣言。同時に有人宇宙飛行や月面探査プロジェクトなどの推進を盛り込んだ。また「暗号を制する者が世界を制する」と言われるように、「量子暗号」に力を注いでいる。中国は半導体と宇宙開発によって世界制覇を目指しているのだ。
この現実を直視しなければ、米中関係も日中関係も見えてこない。中国国家戦略の正体とは何か。習近平の真の狙いとは何か。中国研究の第一人者が、人材と半導体および宇宙に焦点を当てながら分析し、中国の実態と野望を明らかにする。
遠藤 誉[エンドウ ホマレ]
著・文・その他
内容説明
中国の半導体と宇宙開発が世界を制する!習近平の狙いと中国の野望が明らかに!中国研究の第一人者による日本人が知っておくべき驚愕の事実。
目次
第1章 「中国製造2025」国家戦略を読み解く(“2025”が生まれた社会背景に反日デモ;“2025”への準備作業―一党支配体制への危機感 ほか)
第2章 世界トップに躍り出た中国半導体メーカー(半導体産業に軍の影がちらつく理由;世界トップ10にランクインした清華大学の紫光集団 ほか)
第3章 人材の坩堝に沸く中国(1964年、中国核実験を成功させたのは誰か?;1996年、地球を覆う中国人材市場 ほか)
第4章 習近平の「宇宙支配」戦略(世界初の量子通信衛星打ち上げに成功;世界初の量子暗号通信に成功―量子暗号を制する者が世界を制する ほか)
第5章 習近平、世界制覇へのロードマップ(「BRICS+」27カ国で全人類の半分を掌握;習近平、アフリカ53カ国をわが手に ほか)
著者等紹介
遠藤誉[エンドウホマレ]
1941(昭和16)年中国吉林省長春市生まれ。国共内戦を決した「長春包囲戦」を経験し、1953年に帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
Kentaro
おせきはん
isao_key
おくてつ