「中国製造2025」の衝撃―習近平はいま何を目論んでいるのか

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「中国製造2025」の衝撃―習近平はいま何を目論んでいるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569842172
  • NDC分類 509.222
  • Cコード C0030

出版社内容情報

米中貿易戦争や米中ハイテク戦争の根幹には「中国製造2025」がある。トランプが怖れているのは、「中国製造2025」により中国がアメリカを追い抜くことである。
中国は2015年5月に「中国製造(メイド・イン・チャイナ)2025」という国家戦略を発布し、2025年までにハイテク製品のキー・パーツ(半導体など)の70%を「メイド・イン・チャイナ」にして自給自足すると宣言。同時に有人宇宙飛行や月面探査プロジェクトなどの推進を盛り込んだ。また「暗号を制する者が世界を制する」と言われるように、「量子暗号」に力を注いでいる。中国は半導体と宇宙開発によって世界制覇を目指しているのだ。
この現実を直視しなければ、米中関係も日中関係も見えてこない。中国国家戦略の正体とは何か。習近平の真の狙いとは何か。中国研究の第一人者が、人材と半導体および宇宙に焦点を当てながら分析し、中国の実態と野望を明らかにする。

遠藤 誉[エンドウ ホマレ]
著・文・その他

内容説明

中国の半導体と宇宙開発が世界を制する!習近平の狙いと中国の野望が明らかに!中国研究の第一人者による日本人が知っておくべき驚愕の事実。

目次

第1章 「中国製造2025」国家戦略を読み解く(“2025”が生まれた社会背景に反日デモ;“2025”への準備作業―一党支配体制への危機感 ほか)
第2章 世界トップに躍り出た中国半導体メーカー(半導体産業に軍の影がちらつく理由;世界トップ10にランクインした清華大学の紫光集団 ほか)
第3章 人材の坩堝に沸く中国(1964年、中国核実験を成功させたのは誰か?;1996年、地球を覆う中国人材市場 ほか)
第4章 習近平の「宇宙支配」戦略(世界初の量子通信衛星打ち上げに成功;世界初の量子暗号通信に成功―量子暗号を制する者が世界を制する ほか)
第5章 習近平、世界制覇へのロードマップ(「BRICS+」27カ国で全人類の半分を掌握;習近平、アフリカ53カ国をわが手に ほか)

著者等紹介

遠藤誉[エンドウホマレ]
1941(昭和16)年中国吉林省長春市生まれ。国共内戦を決した「長春包囲戦」を経験し、1953年に帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

出世八五郎

21
日本のネット上では「習近平と江沢民の権力争い」だとか「腐敗撲滅運動は権力闘争」だとか解説されているが、全部ミスリード。支那が弱いと思っていたら、パクス・チャイナの時代がくる。独裁であり幹部含め目的が世界制覇ならば、この国に敵う国はない。それに気づいたのがトランプであり米中貿易戦争・・・自前の半導体を製造し、量子暗号を開発し、一帯一路も知らぬ間に現実味を増していた。そんな最中、コロナ禍・・・日本も支那のように目的を設定した政府があればいいと思った。2020/05/14

Kentaro

20
中国は、1996年の第9次5カ年計画から全世界で活躍する中国人元留学生や外国人と中央政府を結びつけて、中国全球人材信息網という、地球を覆う巨大な人材ネットワークを形成。特にアメリカのシリコンバレーにいる中国人元博士たちで、大企業に就職したり自ら起業したりして、重要なコア技術を持っている者を呼び寄せて中国各地に「留学人員創業パーク」を創った。中国はこの人材獲得により、量子通信衛星「墨子(ぼくし)号」の打ち上げに成功した。「量子力学の原理を利用して、他者には解読不可能な暗号を用いた通信システムを構築したのだ。2019/02/01

おせきはん

14
中国製造2025が本当に目指しているのは技術覇権でなく、最終的に宇宙からの世界制覇という目標があると指摘しています。本音を表に出さず、気がつくと物事を着実に進めている中国とどのように向き合うか、権力闘争だけに注目するのではなく、真剣に考えなければならない時期にあることがよくわかりました。2019/07/16

isao_key

13
吉林省長春で餓死寸前のところを行き逃れ長く中国政治を見てきた著者が中国の世界征服の野望をリアルに書いている。中国は米中関係が悪化すると、必ず日本に近づいてくる。米国を不安にさせるための常套手段として日本というカードを使う。昨年10月に安倍首相と会ったのは米中貿易摩擦で経済に陰りが出てきたときで、日本の財界トップ500人を連れての訪中は、まさに中国の思惑通りだった。中国を世界第二の経済大国にしたのは、日本の貢献であり、さらに世界第一位の経済大国、米国を凌ぐ宇宙大国になるように貢献しているのも日本である。2019/02/08

おくてつ

10
出張者のお土産。米中貿易摩擦でトーンダウンしているように見える「中国製造2025」。それがなぜ必要とされ、それがなぜ米国に恐れられるのか。 これを考えた習近平すごいし、それに気づいたトランプもすごいな。 果たして、「一帯一路一空一天」となるかどうか。2019/07/27

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