内容説明
英語には結果表現をはじめとして、動詞の性質だけでは説明がつかない文法現象が多く存在する。これらの現象を理解しようとすると、解釈の公式(=構文)が役に立つ。しかし、なぜある動詞はこの言い方ができるが別の動詞ではできないのか、という問題を突き詰めていくと、結局は動詞に戻ってくる。動詞の意味を詳細に調べることにより、文法の不思議を解き明かすことができる。
目次
構文とは解釈の公式なり
さまざまな結果表現
「公式」だけでは説明できないこと
「公式」では説明できないこと
著者等紹介
岩田彩志[イワタセイジ]
1991年、筑波大学大学院博士課程文芸言語研究科言語学専攻満期退学。言語学博士。現在、大阪市立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
11
最近、受験の時に覚えた英語の構文やイディオムなどが忘れてきたので復習の手引きとして借りました。keep from ~ingとkeep ~ingの違いや第4文型の成り立ちや理由を述べる訳の間違った使い方、他動詞と自動詞、前置詞の適切な使い方が説明されています。高校生の頃、なぜ、このイディオムでtoなどを使うのか分からないまま、丸ごと暗記できない性質だったのでイディオムがtakeなどの動詞の役割や前置詞の意味などを調べてから覚えていたのを思い出しました。2012/11/28
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