開拓社言語・文化選書<br> ひとのことばの起源と進化

個数:

開拓社言語・文化選書
ひとのことばの起源と進化

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758925198
  • NDC分類 801
  • Cコード C1380

内容説明

わたしたち人間だけがことばを自在に操ります。ひとのことばの本質的特徴とは何であり、動物のことばとどう違うのでしょうか。そして、人類は、そのことばをいつ、どのようにして獲得したのでしょうか。言語学の視点をベースにしながら、最近めざましい発展を遂げている言語の起源・進化研究の学際的知見を駆使して、それらをやわらかい語り口と平易な文章で解き明かそうというのが本書のねらいです。

目次

第1部 ひとのことば(ひとのことばとは;私たちの日本語のことばの知識;ひとに共通のことばの知識)
第2部 ひとのことばの起源と進化(ことばの起源と進化;進化論をめぐって;ひとの進化と脳の進化;ことばの起源と進化は二段階で;ことばの「化石」;ことばはコミュニケーションのためならず;ことばなコミュニケーション用に作られているのだろうか;単語が消える(?)
明日に架ける)

著者等紹介

池内正幸[イケウチマサユキ]
1949年新潟県上越市(旧高田市)生まれ。東京教育大学大学院博士課程英語学専攻単位取得後退学。博士(文学)(2003年、東京都立大学)。マサチューセッツ工科大学言語学・哲学科、エジンバラ大学言語進化・計算研究ユニットにてVisiting Scholarとして研究に従事。愛知県立大学、上越教育大学を経て、津田塾大学学長補佐(学務担当)・学芸学部英文学科教授。日本英語学会理事、評議員、編集委員、大会準備委員会委員長、市河賞選考委員、東京言語研究所理論言語学講座講師等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

49
遺伝子に関する研究が,言語の起源・進化研究において今後なおいっそう重要な地位を占めることになるのは間違いない/ことばは化石として残らないから、こちらしかないと思うけども、現状いろんな議論があるなと。/知りたかったのは起源(これは単一のはず)では無くて様々な言葉への分化なので、別な本探す事になります。この一冊というのあるのでしょうか?2022/03/14

bapaksejahtera

10
本の表題がそのまま内容になる、なかなか得難い本。人間における言葉の位置づけやその成り立ちを考えさせる。長い間学問として異端視されたが、近年活発に議論されているこの分野には、多くの学問の参入が求められることは容易に想像できる。脳内でどの部位が音韻や語彙、文法等を担っているか、あるいはどの遺伝子配列が言語を担っているかについても知見の集積がなされていることも驚きである。言葉の主要な役割コミュニケーション目的論が、実は危ういことにも目を開く。生成文法について基礎の基礎が理解できた事も含め、有益な読書であった。2021/05/20

寛理

2
めちゃくちゃわかりやすい生成文法の入門書。言語はコミュニケーションのためのものではないという認識は、たとえばレトリックを考える上でも前提としておくべきだろう。2021/04/03

ニッポニテスは中州へ泳ぐ

1
☆=5/5 生成文法入門として読んだが死ぬほど面白くて読みやすかった。まず単語や文のまとまりを組み合わせる「併合」という認知的操作が言語の習得には不可欠で、その操作はあらゆる言語の構造に共通している事が示される。それを踏まえて大胆な仮説がぶち込まれる。人間は「貴重品の物理的所有、管理に伴う心的概念の操作」からこの「併合」の原型を培ったというのだ!貴重品をグループ化して誰の所有物たるかを示すラベリングを行う、この素朴な社会的行為が言語の発端であると,,,実に驚異的な話だ。が、自分はかなりの説得力を感じた。2020/10/22

御光堂

0
併合とラベル付け、それによる回帰的階層構造を、人間の言語を動物の言語と区別する最も重要な特徴とする。アマゾンの原住民のピラハー語にはそれがないという説を紹介。ピラハー語でもそうした構造を持つことはできるが文化的制約によってそれがないように見えるだけであるという。(ピラハーとはピダハンとしても知られている民族のこと)

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/598948
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品