出版社内容情報
格文法、フレーム意味論、構文文法の創始者としても知られるチャールズ・フィルモアの名著Lectures on Deixisの待望の翻訳書。豊富な訳者注と解説が付されている。フィルモアのダイクシス研究は、オースティン、サールの言語行為論、グライスの推意理論、ブラウン&レヴィンソンのポライトネス理論などと並び、言語学的語用論の礎をなしており、透徹した理論と精緻な観察ゆえに今なおダイクシス研究のバイブルであり続けている。
内容説明
格文法、フレーム意味論、構文文法の創始者としても知られるチャールズ・フィルモアの名著Lectures on Deixisの待望の翻訳書。豊富な訳者注と解説が付されている。フィルモアのダイクシス研究は、オースティン、サールの言語行為論、グライスの推意理論、ブラウン&レヴィンソンのポライトネス理論などと並び、言語学的語用論の礎をなしており、透徹した理論と精緻な観察ゆえに今なおダイクシス研究のバイブルであり続けている。
目次
第1回講義 MAY WE COME IN?
第2回講義 空間
第3回講義 時間
第4回講義 ダイクシス1―空間と時間のダイクシス
第5回講義 COMEとGO
第6回講義 ダイクシス2―談話と社会のダイクシス
著者等紹介
Fillmore,Charles J.[FILLMORE,CHARLES J.]
1929‐2014年。1929年、ミネソタ州生まれ。ミシガン大学大学院博士課程修了(Ph.D.(言語学))。カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。第67代アメリカ言語学会会長(1991年)。格文法、フレーム意味論、構文文法、フレームネットの提唱者・創始者。統語論、意味論、語用論、認知言語学、コンピュータ言語学、認知科学など、言語学とその関連分野の研究に多大な影響を与えた
澤田淳[サワダジュン]
1979年、静岡県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了(博士(人間・環境学))。青山学院大学文学部教授。専門分野は、文法論、語用論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 秘画 - 御書物同心日記