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内容説明
ウィンター・ローゼに到着した第六皇女ヴィクトリアは、魔術を存分に使って温泉掘削をしたり、次々に新しいアイデアを出したりと、辺境開拓を進めていた。このまま順調に計画が進むかと思われたが、残酷な事件が起きてしまう。その事件の真相を知ったヴィクトリアは、街を観光業で発展させるためには娼館も必要なのではないかと、と思い至り、アレクシスには内緒で娼館設立のために動き始める。しかし、ヴィクトリア本人が帝都の娼館街に出かけたことを知ったアレクシスは、危険なことをしないでくれとヴィクトリアに怒ってしまう。二人は初めて衝突してしまうのだが―。
著者等紹介
翠川稜[ミドリカワリョウ]
東京都出身。2007年5月にオリジナル小説サイト「foolishness」を開設し、恋愛系、青春系の小説を創作。『第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
ウィンター・ローゼに到着して、魔術を存分に使って温泉掘削をしたり、次々に新しいアイデアを出したりと辺境開拓を進める第六皇女ヴィクトリア。順調に計画が進む中、残酷な事件が起きてしまう第三弾。姉たちを招いての施設案内やなぜか卓球大会で盛り上がる展開でしたけど、何というか殿下を思いやるアクレクシスの優しさが裏目に出たというか、真相を知ったヴィクトリアも突っ走っちゃいましたね…。でもそれを乗り越えて絆を育む二人はなんか微笑ましい感じでしたけど、話の内容からするとルーカスとかアメリアってやっぱりそうなんですよね…。2020/08/28
真白優樹
9
順調に開拓が進む中起きた残酷な事件にヴィクトリアが娼館導入を検討する中、その構想が夫婦の衝突を招いてしまう今巻。―――街には息抜きが必要なように、時には衝突も夫婦には必要だから。 様々な施設の建設が進む中、アレクシスとヴィクトリアが互いを気遣う余りに擦れ違ってしまう今巻。ぶつかり合い涙し、打ち明け合って絆を深める。じれったい二人がまた一歩進む巻であり、頼れる仲間がまた増える今巻。じれったくてもどかしくてどこか甘い、その面白さが甘さを増す様子を是非見てほしい。開拓の先にあるものは。 次巻も楽しみである。2019/09/01
むさ
5
姫様ちょっと休んでw 今巻も大変なとこはチート魔術でちゃちゃっと終わらせてゆるめの事件で二人の関係を確かにするスタイル。 アレクシスも徐々に変化が見られて二人と辺境の行く末がますます楽しみ2019/09/05
八岐
4
★★★ 皇女殿下、全力で走り回って燃料切れたらスイッチ切れたみたいにパタンと寝てしまうの、完全に小さい子供そのままじゃなかろうか。起きている間中ひたすらテンションマックスなのもちびっ子そのままだし。非常に可愛らしくはあるけれど、乙女度としてはいかがなものなんだろうか、これ。幸いにして、黒騎士さまは庇護欲を掻き立てられているというわけではなさそうだけれど、それはそれでルーカスくんが口走っている通りロリ○ンになってしまうんじゃなかろうか。2019/11/12
おかちゃん
3
あなた方、やはり転生者だったのですね。 次刊が楽しみです。2019/10/22