出版社内容情報
一九七〇年秋、小暮悠太が幼い頃から強い思いを寄せていた千束とようやく結ばれる。子どもも生まれ充実した生活を送るなか、新人文学賞に応募し受賞を果たす。それを足がかりに悠太は創作活動に打ち込み専業作家となる。時は移り、時代は昭和から平成へ。悠太の周囲の人間たちにもさまざまな問題が降りかかってくる――。
『永遠の都』に続く自伝的大河小説の第四部。
毎日出版文化賞企画特別賞受賞。
内容説明
一九七〇年秋、小暮悠太が幼い頃から強い思いを寄せていた千束とようやく結ばれる。子どもも生まれ、充実した生活を送るなか、新人文学賞に応募した受賞を果たす。それを足がかりに悠太は創作活動に打ち込み専業作家となる。時は移り、時代は昭和から平成へ。悠太の周囲の人間たちにもさまざまな問題が降りかかってくる―。『永遠の都』に続く自伝的大河小説の第四部。毎日新聞出版文化賞企画特別賞。
著者等紹介
加賀乙彦[カガオトヒコ]
1929‐2023年。東京生まれ。小説家・精神科医。文化功労者。主な著作に『フランドルの冬』(芸術選奨文部大臣新人賞)『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)『宣告』(日本文学大賞)『湿原』(大佛次郎賞)『永遠の都』(芸術選奨文部大臣賞)『雲の都』(毎日新聞出版文化賞企画特別賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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