内容説明
本書は、認知言語学を理論的枠組みとして用いながら言語のさまざまな側面に光を当ててきた吉村公宏教授の奈良教育大学退職を記念し、編まれた論文集である。総勢38名の寄稿者による36本の論考が収録されている。その内容は言語類型論、構文文法、メタファー・メトニミー、言語習得、言語発達、言語教育等、多岐にわたる。最新の研究成果の提示により、言語研究のあり方やその深淵を知ることができる格好の一冊となっている。
目次
特別寄稿
1 メディア・コーパス・コミュニケーション
2 メタファー・メトニミー
3 中国語表現・中国語構文・日中比較
4 日本語表現・日本語構文
5 英語表現・英語構文
6 言語教育・言語発達・言語史