出版社内容情報
本論文集は18論文からなる。英語、フランス語、日本語などを中心に統語論、意味論、音韻論のみならず歴史的な側面からも議論している。理論的にも言語資料としても内容の充実した論文集である.
内容説明
昭和37年に山口大学文理学部に着任後、英語学の研究会(後の「山口大学英語学研究会」)を始めた山本和之教授の退官を記念した、研究会メンバー一同による論文集。
目次
間接疑問文選択と補文構造
Phaseとしての名詞句表現
右枝併合による素性照合
存在的総称文と一般化の階層性
日英語の結論を表す条件文について
動詞に伴う前置詞―意味から見た統語現象
Asの意味論
典型語順文の主語の引き金
知覚動詞と非定形補文との意味的整合性
対格構文と与格構文について―慣習化された身体表現の共通性と多様性〔ほか〕