出版社内容情報
伝統文法のわく組の中に新しい言語学の知見を、極めて平明な形で盛り込みうるだけ盛り込んだ包括的な英文典である。大学用のテキストのみならず、教授者・学生の必携参考書として最適。全国学校図書館協議会選定図書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
8
1983年初版、96年改訂。斜め読み読了。手元に置いておきたい英文法書2冊目。「英文法解釈」の英訳が「A New Guide to English Grammar」の一方で、本著は「A Better Guide to English Grammar」。間違いなく意識しているな。共に遜色はないが、「解釈」の方が若干本格的で低価格。更に、各項目に練習問題が付いているのが学習者に親切。ただ、どちらも受動態の本質の説明がなく、例文が機械的。「解釈」の方がやや自然だが。英語ネイティブはどのように学ぶのだろうか。2022/01/10
アルカリオン
5
大学時代の教科書。よく覚えているのは~ing + 名詞で「~している○○」と言う意味になるのは純粋な自動詞のみであり、他動詞の目的語が省略されてできた自動詞にはこの用法はないと言う解説。例として、smoking man は「体から発煙している男」の意味にしかならず、「タバコを吸っている男」を意味することはないとあった。説得力のある解説に感銘すら受けたが、しばらくして、X-FILES に"smoking man"という常にマルボロを吸っているキャラが出てきて反例が成立してしまった。まぁ、言葉は生き物だしね。
ちびみき
1
個人的にいちばんわかりやすく、今でも手元にある本です。
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- 和書
- 絵師別江戸絵画入門