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出版社内容情報
内容説明
ルパンのいざなう推理のうずへ!さあ!名作がスラスラよめる!
著者等紹介
ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス] [Leblanc,Maurice]
1864年フランス・ルーアンに生まれる。繊維製造会社へ就職するも、なじめず辞職。パリで執筆業に精を出し作品を発表すると文壇で高い評価を得るが一般的には無名であった。40歳のとき、アルセーヌ・ルパンものが大評判となり、30年以上書き続けたシリーズは世界中で愛されている。晩年には文学への貢献により、レジオンドヌール勲章を授与される。1941年没
平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年千葉市に生まれる。早稲田大学文学部卒業。中央大学大学院修了。フランス文学翻訳家。『天国でまた会おう』で日本翻訳家協会特別賞を、『オペラ座の怪人』で日仏翻訳文学賞を受賞
ヨシタケシンスケ[ヨシタケシンスケ]
1973年神奈川県に生まれる。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』で第6回MOE絵本屋さん大賞第一位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
136
ヨシタケシンスケが表紙と各話の扉のイラストを描く世界ショートセレクションシリーズ、第一弾は、怪盗ルパンです。児童書のようで大人向き、ヨシタケシンスケのイラストは少な目なので、ヨシタケシンスケファンには少し物足りないかも知れません。また本作は、短編なので怪盗ルパンの露出も少な目です。オススメは表題作の『謎の旅行者』です。2017/02/25
RX78
30
ヨシタケさんの表紙につられて。表題作は別の本で読了ずみ。この本に出てくるルパンは怪盗というより、むしろ探偵。鋭い推理で謎を解きます。2021/03/21
空猫
25
【シリーズ11作目】ホームズは小学生の頃読んだけど、ルパンは初。従来のルパン像は渋いおじさんってイメージだったが、この本はヨシタケさんがスマートなイケメンにしているし、何よりそうでなきゃオルタンス嬢への口説き文句は似合うまい。「怪盗」のイメージにぴったりだった。ホームズと同じく、観察力、洞察力がぬきんでているわけですな。『謎の旅行者』『赤い絹のショール』『塔のうえで』『秘密を明かす映画』の4編。 入門書としてぴったりのこのシリーズ。面白いけど続編が次々と出て、追うのも大変になってきたよ。2020/08/21
bakumugi
19
図書館のヤングアダルトコーナーで発見。この本を手に取ったのには、りゆうがあります笑。挿画がヨシタケさんではないか!おまけになかなか興味深い選集企画である。表紙絵かわいいし、どの巻を読もうか迷いすぎたので笑、まずは一巻から。ルパン、子供の頃怪盗ルパン全集で奇岩城読んで以来かも。当時はホームズの方が断然面白くて、以降ホームズは何度も再読しているのだけど、ルパン面白いな!訳が読みやすいのもあるのかな?このシリーズもルパンも別の作品読みたくなった。2021/11/03
びぃごろ
19
ルパン!子ども時代全集揃えて何度も読んでいた。もう大好きで、ホームズよりルパン派でした。でもこの短編集は知らないなぁ…子ども用にはなかったような気がするが。うーん、やっぱりかっこいいルパンなのでした。2021/07/01