出版社内容情報
士族の家に生まれ、化学者になりたかった幼少期は八歳でニトログリセリンを自製。
戦中、請われた陸軍中野学校では課題を次々とクリアし教範を作成し直させ、?介石暗殺の極秘指令を受けるほどに。
そして戦後は最年少の官僚として日本の復興に尽力した男……。
自衛隊に特殊部隊を創った著者が自らの父の人生を通して、〈特殊戦に生きる者の心情〉と〈歴史の闇〉を描く衝撃作!
(単行本『陸軍中野学校外伝 ?介石暗殺指令を受けた男』を文庫化に際し改題)
【目次】
内容説明
士族の家に生まれ、化学者になりたかった幼少期は八歳でニトログリセリンを自製。戦中、こわれて入学した陸軍中野学校では課題を次々とクリアし教範を作成し直させ、〓介石暗殺の極秘指令を受けるほどに。そして戦後は最年少の官僚として日本の復興に尽力した男…。自衛隊に特殊部隊を創った著者が自らの父の人生を通して、〈特殊戦に生きる者の心情〉と〈歴史の闇〉を描く衝撃作!(単行本『陸軍中野学校外伝 〓介石暗殺命令を受けた男』を文庫化に際し改題)
目次
1章 震災と恐慌からの復興(律儀者の子だくさん―一九三一年(昭和六年)
ドジョウ―一九三三年(昭和八年) ほか)
2章 軍靴の響き(二・二六事件―一九三六年(昭和十一年)
盗伐―一九三七年(昭和十二年) ほか)
3章 大東亜共栄圏(真珠湾攻撃―一九四一年(昭和十六年)
ドーリットル空襲―一九四二年(昭和十七年) ほか)
4章 占領と混乱(もく拾いの元締め―一九四五年(昭和二十年)
用心棒―一九四六年(昭和二十一年))
5章 技術立国(第1回公開競争試験―一九四七年(昭和二十二年)
給与2課―一九四八年(昭和二十三年) ほか)
著者等紹介
伊藤祐靖[イトウスケヤス]
1964年東京都生まれ。日本体育大学卒業後、海上自衛隊入隊。イージス艦「みょうこう」航海長在任時の1999年に能登沖不審船事案に遭遇。これをきっかけに全自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊「特別警備隊」の創設に携わった。2007年退官。拠点を海外に移し、各国の警察、軍隊などで訓練指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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