ハルキ文庫 時代小説文庫<br> 志記 〈一〉 遠い夜明け

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ハルキ文庫 時代小説文庫
志記 〈一〉 遠い夜明け

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758447522
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

文化元年(一八〇四年)、如月。清明の日にふたりの女児が産声を上げる。
ひとりは蔵源美津。
蔵源家は黒兼藩で代々藩医を勤める家系で、祖父の教随は秘密裡に腑分けを行い、父の恵明は藩医学校「青雲館」を担う立場であった。
今ひとりは高越暁。
備前刀を手掛ける刀鍛冶の一族で、祖母の高越?は「女忠光」の異名を取っていた。
長じて、美津は医学、暁は鍛刀を志すことになる。
猪突猛進で焔にも似た美津、常に冷静で氷に喩えられる暁、女には困難とされる道を選んだふたりの人生が、十九の初夏、思いがけず江戸で交錯する。
志を胸に人生を切り拓いていく者たちの群像劇、いよいよ開幕。


【目次】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

88
新しい物語は時代の中で自分の道を信念を持ってひたすら進んで行こうとする2人の女性の物語。1人は医師の家系に生まれた美津。女医師になるのは困難な時代に美津は藩医学校では首席の成績。だが、周りは彼女のことをある特別な目で見ていた。片や、岡山備前の国から刀鍛冶になりたいために江戸に出てきて修行に勤しむ暁(ぎょう)。彼女の祖母は名の知れた刀鍛冶だけに背負うものも大きく、それゆえに目指す心も一途。同じ日に産まれた2人の女性の運命がどう動いていくのか、そしてまだ語られない謎の部分もどう解明されていくのか楽しみな作品。2025/10/10

ぼっちゃん

50
高田郁さんの新シリーズ。江戸時代ではまだいなかった女性の医者を目指す者と女刀鍛冶を目指す二人の物語で、女性だからと偏見や嫌がらせを受けながら、強い志を持った二人が一巻は江戸で出会うまで。今後この二人がどの様にお互い刺激し合いながら成長していくか楽しみです。2025/10/08

さぜん

46
待望の新シリーズ。文化元年如月、晴明の日に生まれた2人の女児。藩医の家に生まれた美津と刀鍛冶の一族で「女忠光」の孫娘、暁。2人は医師と鍛刀を志し、女には開かれていない道を歩もうとする。ダブルヒロインがこれからどのような絆を結び、困難を乗り越えていくのか。江戸時代の医学事情も興味深く、古いしきたりの中で力強く生きる2人の物語が本当に楽しみだ。美津が父に連れて行かれた俎橋の店。まさかのつる家の登場に狂喜乱舞(笑)五鈴屋も出てくるかな。2025/10/10

はっち

23
高田郁さんの新シリーズ シリーズ始まりから読むのは初めて 医師の家系に生まれた美津、女刀鍛冶の孫になる暁 共に今以上に女が目指すには厳しい道を一心に精進し歩もうとする二人 序盤も序盤でラストにあの店で顔を合わせる二人 すでに次巻が楽しみ 女性料理人や女性大店の店主を描いてきた高田さんですが今作はダブルヒロインという初の試み それだけでもワクワクしますがこの先あの店に足繁く通うのでしょうか?そちらも楽しみです2025/10/12

えみちゃん

21
高田郁さんの新シリーズ・・遂に始動♬いつもならばシリーズが完結してから一気に読むのですが今回は刊行されるペースで読んでいくことにします。笑っ。さてっ、今回は同じ年の同じ日に生を受けた美津と暁(ぎょう)がそれぞれの道で人生を切り拓いていく物語となります。この時代、女がただ生きていくだけでも難しいのに美津は医学、暁は鍛刀を目指します。今回は第1弾ということで美津が医学の道に進むことになった背景として祖父・教随(きょうずい)父・恵明(けいめい)の話も語られ高田さんがこの作品に対する並々ならぬ思い入れが感じられ2025/10/15

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