出版社内容情報
腹違いの兄で北町奉行所の同心である高柳新之助にその度胸を認められ、岡っ引きである勝次郎の手先となった雄太。
喧嘩での勘の良さもあり、徐々にその仕事を認められる中、近頃深川を騒がせている壺盗賊に襲われてしまう!
命の危機に晒された雄太は、若き侍の姿を脳裏に見る……。
ただの同心であったはずの父は、何故雄太の母に店を出させるほどの金があったのか。
そして、雄太に何を望んでいたのか。
父の謎、深川の危機、降りかかる事件や様々な家族の形全てに真っ向から立ち向かう!
王道時代小説、第二弾!(解説・細谷正充)
内容説明
腹違いの兄で北町奉行所の同心である高柳新之助にその度胸を認められ、岡っ引きである勝次郎の手先となった雄太。喧嘩での勘の良さもあり、徐々にその仕事を認められる中、近頃深川を騒がせている壷盗賊に襲われてしまう!命の危機に晒された雄太は、若き侍の姿を脳裏に見る…。ただの同心であったはずの父は、何故雄太の母に店を出させるほどの金があったのか。そして、雄太に何を望んでいたのか。父の謎、深川の危機、降りかかる事件や様々な家族の形全てに真っ向から立ち向かう!王道時代小説、第二弾!
著者等紹介
東圭一[アズマケイイチ]
1958年大阪市生まれ。神戸大学工学部卒業。2012年に第19回九州さが大衆文学賞大賞(笹沢左保賞)受賞。2018年第10回角川春樹小説賞最終候補。2023年に『奥州狼狩奉行始末』で第15回角川春樹小説賞を受賞し、デビュー。2024年に同作で日本歴史時代作家協会賞新人賞受賞。横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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