出版社内容情報
冬のように寒い十月のある日、日比谷要蔵と横瀬左馬之助が捕まった。
日比谷の剣術道場から鉄砲が三挺見つかり、騒動を起こす恐れありとの理由からだ。
『足柄屋』の与四郎は、二人にそのような思惑はないと信じ、病が良くなってきた女房の小里とともに、日比谷たちの嫌疑を晴らすために奔走する。
一方、日比谷や横瀬とも?がりのある剣豪・井上伝兵衛にも疑いの目が向けられる。
井上の門人で、『足柄屋』の小僧でもある太助は、同門の本庄茂平次から井上の疑いを晴らすため、?の証言をすることを頼まれるが……。
江戸の人情を濃やかに描く、傑作シリーズ第六弾の登場!
内容説明
冬のように寒い十月のある日、日比谷要蔵と横瀬左馬之助が捕まった。日比谷の剣術道場から鉄砲が三挺見つかり、騒動を起こす恐れありとの理由からだ。『足柄屋』の与四郎は、二人にそのような思惑はないと信じ、病が良くなってきた女房の小里とともに、日比谷たちの嫌疑を晴らすために奔走する。一方、日比谷や横瀬とも繋がりのある剣豪・井上伝兵衛にも疑いの目が向けられる。井上の門人で、『足柄屋』の小僧でもある太助は、同門の本庄茂平次から井上の疑いを晴らすため、嘘の証言をすることを頼まれるが…。江戸の人情を濃やかに描く、傑作シリーズ第六弾の登場!
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京生まれ。83年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。