出版社内容情報
「現人神」安良。国皇として彼が治める安良国に反旗を翻し、西都と五州が自治を始めた。
権力を求める西都の閣老・西原利勝は術師・稲盛文四郎と結託し、安良を貶めるため、都内に妖魔が入り込んでいると指摘。
妖魔狩りを始めた。
女剣士・黒川夏野と山幽という妖魔の蒼太は、その陰謀から国を守るため各地を回るが──。
徐々に高まる不穏な空気。
この世界が向かうのは破滅か、それとも。傑作大河時代ファンタジー、佳境！！
装画：六七質 装幀：かがやひろし
内容説明
「現人神」安良。国皇として彼が治める安良国に反旗を翻し、西都と五州が自治を始めた。権力を求める西都の閣老・西原利勝は術師・稲盛文四郎と結託し、安良を貶めるため、都内に妖魔が入り込んでいると指摘。妖魔狩りを始めた。女剣士・黒川夏野と山幽という妖魔の蒼太は、その陰謀から国を守るため各地を回るが―。徐々に高まる不穏な空気。この世界が向かうのは破滅か、それとも。傑作大河時代ファンタジー、佳境！！
著者等紹介
知野みさき［チノミサキ］
１９７２年生まれ。ミネソタ大学卒業。２０１２年『鈴の神さま』でデビュー。同年、『妖国の剣士』で第四回角川春樹小説賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
50
このシリーズ、間を空けて読むのきついな。もうリタイアしようかと思っていたんだけど、ラストも近いんだよね。力を付けてきた夏野たち。そしてクライマックスに向けて事態も益々悪くなる。どんな結末なのか見守ることにするか。2025/02/01
一五
9
このシリーズ 間開けて読むのがなかなかキツイ。蒼太 見た目はともかく少し成長したかも。甘味好きなのが微笑ましいし。話は佳境？ あと２冊ぐらいで終わってほしいな2024/12/25
ゆうこ
8
『殺さずに済むなら、その方がいい。だって殺す方は、殺した分、殺される「かくご」をしなくちゃいけないんだ。』蒼太が夏野に語った自分の存在意義。夏野の目覚ましい覚醒、蒼太の迷わない判断、安良が思い出した過去の記憶、稲森から離れ出した妖魔たち。そして起こり始めた地殻変動。さぁ、これからどうなる。本当に残るのは何か、だれか。山幽であることを隠すために八辻で斬られた蒼太の傷は治るのか・・・。次でついに最後になるけど、早く続きが読みたい！2025/02/04
ブラフ
6
【図書館】シリーズ第7巻。2025/06/21
なゆ
5
一気読み。早く続きが出ないかと楽しみです。稲盛がどうなっているのか。大老が死した後は？安良の言う人物はなつのなのか、ソウタなのか？なつのがどんどん成長してきて楽しみです。キョウへの恋も最後描いてもらえるといいなぁ2024/11/27
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