出版社内容情報
「911代理店」──米国の緊急番号になぞらえた名を持つこの会社は、あらゆるトラブルの解決を担う民間企業だ。
今回もたらされたのは、長野県副知事を狙った爆破事件の捜査依頼。
元スカイマーシャルで捜査と爆弾解体の知識のある神谷は、爆弾のプロ・貝田を連れて捜査に赴く。
だが着いた途端何者かによる襲撃が!
襲撃犯は副知事の個人ボディーガード・黒井で、真田の忍びの血を引く者だとわかるが……。
個性が集い、暴れる痛快アクション第五弾!
内容説明
「911代理店」―米国の緊急番号になぞらえた名を持つこの会社は、あらゆるトラブルの解決を担う民間企業だ。今回もたらされたのは、長野県副知事を狙った爆破事件の捜査依頼。元スカイマーシャルで捜査と爆弾解体の知識のある神谷は、爆弾のプロ・貝田を連れて捜査に赴く。だが着いた途端何者かによる襲撃が!襲撃犯は副知事の個人ボディーガード・黒井で、真田の忍びの血を引く者だとわかるが…。個性が集い、暴れる痛快アクション第五弾!
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『庸兵代理店』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
122
シリーズ第五弾。神谷と貝田が長野に赴く。貝田、どこか憎めないよね。貝田の○○になりきって任務を遂行することに、神谷もイヤイヤつきあって任務をこなすのは、今後もお約束としてありそう。いつもの派手なアクションはないけど、敵をしっかり罠にかけるのは流石。真田の忍びのルーツをたどりながら、捜査を進め、ちょっとした旅行気分も味わえる。そして、蕎麦が無性に食べたくなる。長野に行きてぇ 。いつもの911代理店の雰囲気とは違うけど、新たな仲間も加わりそうで、次作もすごく楽しみだ。2024/01/19
み
16
さくさくと♪黒木さん、カッケー^ ^レギュラー入りしたら嬉しい。2024/02/10
練りようかん
11
長野で副知事を狙った爆弾事件が起こり、スカイマーシャル時代に叩き込まれた知識が役に立つのか、外部アドバイザーとして捜査に参加。だが神谷に謎の一言を残した男は何者か、犯人当てより男の捜索へ軸は移り、ここら辺まではドキドキしていたのだけど、貝田とセットで行動し真田家の話が深まると紀行ものを読んでいる印象が強まり、切迫感は薄めだった。さらに貝田のアニメ好きはしゃぎと玲奈の“角がとれてきた”行動がY字ポイントのレールを思わせ、天丼コンビで逸されたもやもやと大きな山場なくするっと終わったのがいかにも政治っぽかった。2024/04/09
hiyu
7
その分他のメンバーがやや置いてけぼりだが、貝田がいい味出している。ストーリーもなかなか謎めいていて面白かった。貝田の食への拘りをみると、ついつい蕎麦を食べたくなったしまう。2024/07/01
図書館ポイズン
5
好きなシリーズですが、今回は歴史観光的な要素。 ちょっと期待外れでした。 次作はどうしようかなと。 2024/04/29