出版社内容情報
最福神社門前の茶屋「たまや」を切り盛りする母を手伝いながら、明るく元気に暮らしていた娘・すず。
母娘で営む茶屋は、丁寧に作られた甘味と季節の蕎麦がうまいと客の評判も上々だ。
ところが一年前の春、隅田川沿いの桜を見物に行って以来、すずはどんな医者も原因がわからぬ不調に苦しむようになった。
最後の望みをかけ評判の医者の元へ向かう道すがら、具合が悪くなったすずは、宇之助と名乗る謎の占い師に助けられて……。
口福を満たす甘味や蕎麦とぴたりと当たる占いが明日への幸せを呼ぶ、時代小説の新シリーズ開幕!
内容説明
最福神社門前の茶屋「たまや」を切り盛りする母を手伝いながら、明るく元気に暮らしていた娘・すず。母娘で営む茶屋は、丁寧に作られた甘味と季節の蕎麦がうまいと客の評判も上々だ。ところが一年前の春、隅田川沿いの桜を見物に行って以来、すずはどんな医者も原因がわからぬ不調に苦しむようになった。最後の望みをかけ評判の医者の元へ向かう道すがら、具合が悪くなったすずは、宇之助と名乗る謎の占い師に助けられて…。口福を満たす甘味や蕎麦とぴたりと当たる占いが明日への幸せを呼ぶ、時代小説の新シリーズ開幕!
著者等紹介
高田在子[タカダアリコ]
神奈川県横浜市出身。相模女子大学短期大学部国文科卒業。幼少より作家を目指し、2015年、『忍桜の武士開花請負人』(白泉社招き猫文庫)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
51
原因不明の体調不良に悩まされ、甘酒を飲むと回復するという不思議な体質の茶屋「たまや」の娘・すずと凄腕だが謎の多い占い師・宇之助を中心としたゆる~い雰囲気のシリーズ1巻目。2023/04/01
ごへいもち
13
表紙絵かわいい。話はちょっともたついた感じ。続きは気が向いたら2023/11/08
デジ姫
12
サラ~ッと読めたけど次回作はどんなことが起きるのだろうかとワクワクする気持ちが起こらなかった。シリーズ物としてもう少しインパクトが欲しいような・・2023/04/03
もちこ
6
お茶屋の娘さんと凄腕っぽい(けど正体がよくわからない)占い師さんを中心に、不思議なことや、現実的に困ったことが起きるお話し。 かるーい読み物で、さくさく読める。 ちょっとした時間にひと息つくのに向くような本でした。2023/03/19
ゆたこまち
5
茶屋の娘のすず。体調不良に悩む。自分も体調が悪いのに人の事を気遣いする優しい娘。 助けた男の人と縁があり物語が進む。 読みやすいお話でした。2023/03/17