ハルキ文庫 時代小説文庫<br> 人撃ち稼業

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ハルキ文庫 時代小説文庫
人撃ち稼業

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758445146
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時は天保十二年。丹沢で熊獲り名人と呼ばれている玄蔵は、恋女房の希和とふたりの子どもと共に幸せに暮らしていた。
そんなある日、御公儀徒目付の多羅尾と名乗る武士が突然玄蔵の元にやって来て、「お前、江戸に出て武家奉公をしてみないか」という。
どうやら己の鉄砲の腕が欲しいらしい。とんでもないと断ろうとした玄蔵だが、「お前の女房は耶蘇なのか」と脅され、泣く泣く多羅尾と共に江戸へ……。
孤立無援の玄蔵を待ち受けている苛酷な運命とは!? 人気作家による、手に汗握る熱望の書き下ろし時代小説、新シリーズ。

内容説明

時は天保十二年。丹沢で熊獲り名人と呼ばれている玄蔵は、恋女房の希和とふたりの子どもと共に幸せに暮らしていた。そんなある日、御公儀徒目付の多羅尾と名乗る武士が突然玄蔵の元にやって来て、「お前、江戸に出て武家奉公をしてみないか」という。どうやら己の鉄砲の腕が欲しいらしい。とんでもないと断ろうとした玄蔵だが、「お前の女房は耶蘇なのか」と脅され、泣く泣く多羅尾と共に江戸へ…。孤立無援の玄蔵を待ち受けている苛酷な運命とは!?人気作家による、手に汗握る熱望の書き下ろし時代小説、新シリーズ。

著者等紹介

井原忠政[イハラタダマサ]
2000年に脚本「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄の名義で脚本家デビュー。主な作品に「鴨川ホルモー」など。16年、『銭が情けの新次郎―旗本金融道(一)』(経塚丸雄名義)で時代小説家デビューし、翌年に同作で第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞受賞。20年、井原忠政名義で「三河雑兵心得」シリーズを刊行開始。『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろし部門第1位獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しんごろ

139
丹沢で鉄砲名人といわれた玄蔵が武家奉公に誘われる。断るも、妻子が人質にされて、武家奉公をするしか選択肢がない。その武家奉公とは、ずばり暗殺。その時代の鉄砲の種類がいろいろあるのもわかり、登場人物は個性があり面白い。千代が鍵を握りそう。だけど、人の弱みにつけ込む話だったので、読んでてモヤモヤ。更に初めて人を殺めるという心理描写が、妙にリアルで読んでて辛かった。続くとは思うけど、これで終わってもいいという終わり方にも感じた。ラストは、これこそ家族の絆なんだと思い泣けた。一応、続編が出れば読もうとは思う。2022/11/21

ふじさん

98
丹沢で熊獲り名人と呼ばれている玄蔵は、恋女房と二人の子どもと幸せに暮らしていた。ある日、御公儀徒目付の多羅尾と名乗る武士が突然訪ねて来て、「江戸に出て武家奉公してみないか」と誘いをかける。玄蔵は断ろうとするが、「お前の女房は耶蘇なのか」と脅され、仕方なく多羅尾と江戸に向かうことになる。孤立無援の玄蔵を待ち受けていたのは苛酷な運命だった。家族を人質に取られ、否応なしに意にそぐわぬ使命を全うすることになった玄蔵、手に汗握る展開で今後どうなるのか、続きが楽しみな1冊。2023/11/12

おしゃべりメガネ

84
時代劇スナイパーの話。熊撃ちの名人「玄蔵」は美しき女房「希和」と二人の子供と幸せに暮らしています。そんなある日「多羅尾」と名乗る武士が現れ、「玄蔵」にとある依頼を持ちかけます。その依頼がどうも胡散臭く感じられた「玄蔵」は断ろうとしますが、彼には断れない理由があり、やむなく依頼を引き受けてしまいます。そんな依頼を完遂すべく集められた面々がなかなか個性的ですが、中でも「玄蔵」に静かに寄り添う美女「千代」がミステリアス。果たして彼女の正体はいかに。依頼を達成するため、最愛の家族を囚われてしまった運命は果たして。2025/02/08

やま

66
① 相州伊勢原に住まいして丹沢山塊で猟をしている猟師、玄蔵の苦悩の物語です。天保十二年(1841)。玄蔵29才は、丹沢山塊でクマ、イノシシ、シカなどを鉄砲で撃ち妻希和27才と息子誠吉7才、娘お絹6才と幸せに暮らしていましたが。公儀目付の鳥居耀蔵の指示を受けた徒目付多羅尾官兵衛が、人殺しの道具として鉄砲名人の玄蔵が必要となり。希和が隠れキリスタンであることネタに脅されて、伊勢原から江戸の中渋谷村松濤の老中首座水野忠邦の下屋敷に連れてこられる。江戸時代、キリスト教の信者は死罪です。→2022/12/29

yamatoshiuruhashi

57
井原忠政の新シリーズ。腕の良い漁師が、ご政道のために10人の「悪人」を狙撃させられる羽目になる。妻子を人質に捉えられて。その雇い主がなんと鳥居耀蔵。鳥居に肯定的評価を持つ歴史家は少ないだろうし、ましてや読者はあまりいないだろう。ということは、主人公は本当は悪人でない(今の評価で言えば)人間を殺すことになるのであろうか。磔刑の少年を試しに撃つまでは描かれたが、本番までは行かない。これから10人を撃つとなると難関まで行くのだろうか。2022/12/03

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