出版社内容情報
警視庁刑事部捜査一課特命捜査係が誇るイケメンエリート刑事・鴨下俊輔。
現役女子高生ながら数々の難事件を解決した実績を持つ特別捜査官・花比良真理。
最強コンビが立ち向かうのは、日本でテロを目論むイスラム過激派。二人は日本を救えるのか?
白く細い脚で既存の常識を蹴り飛ばす、タフで可憐な女子高生刑事が活躍するスタイリッシュ・エンターテインメント!
内容説明
警視庁刑事部捜査一課特命捜査係が誇るイケメンエリート刑事・鴨下俊輔。現役女子高生ながら数々の難事件を解決した実績を持つ特別捜査官・花比良真理。最強コンビが立ち向かうのは、日本でテロを目論むイスラム過激派。二人は日本を救えるのか?白く細い脚で既存の常識を蹴り飛ばす、タフで可憐な女子高生刑事が活躍するスタイリッシュ・エンターテインメント!
著者等紹介
榎本憲男[エノモトノリオ]
1959年和歌山県生まれ。映画会社に勤務後、2010年退社。11年映画『見えないほどの遠くの空を』を監督、同名の原作小説も執筆。15年『エアー2.0』を刊行。大藪春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっしー
22
続編を発見したので手に取りました。今回は宗教が絡んでおり、公安も出てくるような事件が発生しました。イスラム教は確かにあまり馴染みがないですが、色々な決まりがあるのだと知りました。宗教はそこで崇めている神様を信仰するもの、いくら情報の為といえどスパイとして潜り込んでも良いものなのか…とモヤモヤする部分もありました。事件の展開が読めず一気読みでしたが、色々な疑問が涌き出ながらの読了ととなりました。2023/01/15
もえたく
17
巫女体質の女子高生とキャリア警察官のバディモノ第2弾。今回も榎本節全開でイスラムの教えを分かり易く教えてくれつつ、警察小説としても楽しませてくれてます。『アラビアのロレンス』もどきが登場しましたが、『映像の世紀バタフライエフェクト「砂漠の英雄と百年の悲劇」』がちょうど放送されたのでシンクロニティを感じました。2022/06/25
チロ子
17
続編と知らず読んでしまった💦 ヒロインの出番が少なくて残念だった。 あと最初~とかヒップホップネタは個人的に笑えず好みじゃなかった😅2022/06/16
mittsko
12
面白かった、頁を繰る手が止められなかった…!(ΦωΦ) 「霊感女子高生とイケメン若手刑事のバディ物」という設定には正直、鼻白みすらしたのだが 読み始めてすぐ、いつもと全く変わらぬ榎本節で、国際情勢と宗教と哲学が縦横無尽に組み合わさった物語が展開していく 特筆すべきは、いわゆる「イスラーム過激派」の内側へと深く切り込むトライ こんな小説、日本では唯一無比ではなかろうか…! その重要性は強調してもしすぎることはないと思う そして、CLIXで主人公・真理の口から出た思想には、強い説得力があった 答えの一つと思う2025/02/27
ロック
10
イスラム過激派組織IGがジャーナリストを拉致、それを水面下で救出した新聞記者の沢渡は「交渉は日本で行われた」と言った事から日本はIGの脅威を抱えることになってしまう。主人公鴨下たち特捜は公安と協力捜査をすることになるのだけど、この沢渡がしでかした事が後々大事件に発展してしまう。序盤から終盤までノンストップでヒヤヒヤしっぱなしでした。またイスラム教を通し、宗教、文化、価値観、そして信用など多くの事が書かれた内容にもなっているので前作「相棒はJK」に比べて非常に重たい内容にもなっていると思います。2022/05/20
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