中公文庫<br> カラマーゾフの兄弟〈4〉

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中公文庫
カラマーゾフの兄弟〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122076952
  • NDC分類 983
  • Cコード C1197

出版社内容情報

父フョードル殺害事件の裁判が進展する一方で、カラマーゾフの兄弟たちはそれぞれに転機を迎えていた。やがて、あの夜の真相が明らかになる。彼らは、ロシアは、そして人類の運命は――「現代の予言書」として読み継がれてきた一大叙事詩はついにクライマックスへ! 好評の注解付き江川訳、完結(全四巻)。〈解説〉頭木弘樹


【目次】

内容説明

父フョードル殺害事件の公判が迫り来る一方で、カラマーゾフの兄弟たちはそれぞれに転機を迎えていた。やがて明らかになる、あの夜の真相と真犯人。彼らは、ロシアは、そして人類の運命は―「現代の予言書」として読み継がれてきた一大叙事詩は、ついにクライマックスへ!全四巻完結。

著者等紹介

ドストエフスキー[ドストエフスキー]
1821年、モスクワ生まれ。医師の父と敬虔なキリスト教徒の母のもと育つ。46年、『貧しき人々』でデビュー。49年、空想社会主義サークルに参加したことを理由に逮捕。銃殺刑を命じられるも、執行直前に特赦を受け、シベリアに流刑。服役後、『死の家の記録』などで文筆活動に復帰。以降、『地下室の手記』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』などの作品を発表。レフ・トルストイと並び十九世紀ロシア文学を代表する世界的作家と称される。『カラマーゾフの兄弟』完結直後の81年、病のため死去

江川卓[エガワタク]
1927年、東京生まれ。本名・馬場宏。父はロシア文学者の外村史郎。東京大学法学部卒。ロシア語は独学で始め、戦後、ソビエト文学の動向を紹介。また、ドストエフスキー、ソルジェニーツィン、パステルナークなどの翻訳で知られる。87年、『謎とき「罪と罰」』で読売文学賞(評論・伝記賞)受賞。2001年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

植岡藍

3
何度目かのカラマーゾフ。読めば読むほど解像度が増していくのがカラマーゾフのすごい所だ。部分が全体を作り、全体が部分を作る。弁証法的ドストエフスキーの思想が、裁判の形で展開されるのも面白い。最後の最後まで凄まじいが、ラスト1章のおかげで読後感は爽やかで、長い物語がまるで人生の一瞬であったかのような、巨大な何かに触れたような感覚が残る。これからも折に触れて読むだろう。2025/09/15

ゴリラ爺

0
ドストエフスキーの最高傑作と評される『カラマーゾフ』の最終巻。発狂したイワンと衰弱していくスメルジャコフ、拘留されたミーチャをめぐる恋の三角関係×2の行方。別訳で読了済みだったが、江川卓の訳文は流れるようで読みやすかった。これがおそらく決定版だろう。それにしても、やはりリーザは全ドストエフスキー作品の女性の中で最も活力があって呪われていて好きだ。彼女の中にはカチェリーナの「うわずり」とグルーシェンカの悪女性、両方の萌芽が見られる。書かれなかった続編で彼女がどちらの方へ行ったのかを追えないのが残念だ。2025/09/04

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