出版社内容情報
「９１１代理店」──米国の緊急番号になぞらえて設立されたこの会社は、あらゆるトラブルの解決を目的とした民間企業である。
そこに勤める元スカイマーシャルの神谷隼人は、同僚である元大物詐欺師尾形四郎に脅迫文が届いたことから護衛をすることに。
しかし、デパート火災に巻き込まれ、更にはクロスボウで命まで狙われた！
尾形の隠し子騒動だけに収まらぬ裏を感じた神谷は捜査を開始するが──。
尖った社員の個性を生かし、権力の横暴に歯向かえ！
内容説明
「９１１代理店」―米国の緊急番号になぞらえて設立されたこの会社は、あらゆるトラブルの解決を目的とした民間企業である。そこに勤める元スカイマーシャルの神谷隼人は、同僚である元大物詐欺師尾形四郎に脅迫文が届いたことから護衛をすることに。しかし、デパート火災に巻き込まれ、更にはクロスボウで命まで狙われた！尾形の隠し子騒動だけに収まらぬ裏を感じた神谷は捜査を開始するが―。尖った社員の個性を生かし、権力の横暴に歯向かえ！
著者等紹介
渡辺裕之［ワタナベヒロユキ］
１９５７年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、２００７年『傭兵代理店』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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しんごろ
146
ちょっとした事件が、911代理店のメンバーに危険が迫って、これが大ごとな事件に…。こんなこともするのかと、もうめちゃめちゃなあり得ない展開に心が踊る。戦闘シーンでは銃刀法違反なんのその、そんなの関係ねえと初めて知る武器はでるわでるわ、ラストの戦闘シーンなんて思わず「神谷、死ぬなよ！」と叫びそうになる。911代理店と木龍のチームの連携が今後の鍵を握るのかな。911代理店と巨大な裏組織の対決に目が離せない。とことん裏組織に立ち向かってくれい。2022/01/10
future4227
42
シリーズ3作目。前作のテロ事件に引き続き、謎の組織を追う代理店。裏組織の黒幕は誰なのか？ターゲットは？そして目的は？代理店にも脅迫文やら爆破事件やら危険が迫る。ハードボイルドのようで、スター・トレックごっこ？みたいなのがあって、ちょっと緊迫感がないかな。でも、最後はホロッとさせるところもあり、いいエンディング。解離性同一性障害の玲奈のキャラがいい。主人公の神谷が翻弄されっぱなし。二人は恋愛関係に発展するのか？2022/05/29
えみ
41
爆破されるし、刺されるし、撃たれるし…狙われ過ぎだし半殺しにされ過ぎる。だけど結果「この男最強」という着地点に落ち着くカッコ良さ。最高だ！トラブル連発に、仕事仲間の思わぬ過去、そして遂に刑務所に収監される？元スカイマーシャルの神谷隼人が勤める「911代理店」は本日も一癖も二癖もある従業員たちが騒がしいトラブルを呼び寄せる。こんな破天荒な小説、面白くないわけない。現役警察官と現役の暴力団、そして元警察官、更には元犯罪者たち…本当の悪党を炙り出すためそれぞれの立場と能力を駆使して正面突破を試みる痛快さは爽快。2025/02/01
み
23
さくさくと♪巻が進むごとに、派手になってます…、お話しですから。ラスボスが明らかにならなかったので、ますます派手になるのかな？木龍さんが、カッケー^ ^2022/02/06
図書館ポイズン
6
シリーズ3作目。 今回は同僚の尾形の過去を絡めて。 こういう系にありがちな気もするが、軽く楽しめます。 謎もあり、他のメンバーの過去も今後明らかになることでしょう。2022/06/14
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