出版社内容情報
警察大学校を首席で卒業した、キャリア組の中でもバリバリのエリートである鴨下俊輔警部補は、
署から警視庁刑事部長直轄の組織・刑事部捜査第一課特命捜査係への異動を告げられる。
数々の難事件を解決した実績を持つこの部署の中心人物が、
鴨下がバディを組むことになる特別捜査官の花比良真理。
彼女は現役の女子高生で!? そして……。
内容説明
警察大学校を首席で卒業した、キャリア組の中でもバリバリのエリートである鴨下俊輔警部補は、署から警視庁刑事部長直轄の組織・刑事部捜査第一課特命捜査係への異動を告げられる。数々の難事件を解決した実績を持つこの部署の中心人物が、鴨下がバディを組むことになる特別捜査官の花比良真理。彼女は現役の女子高生で!?そして…。
著者等紹介
榎本憲男[エノモトノリオ]
1959年和歌山県生まれ。映画会社に勤務後、2010年退社。11年映画『見えないほどの遠くの空を』を監督、同名の原作小説も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
19
初読みの作家さん。シャーマンの様な女子高生って設定は面白いけど、何となく読了。2作目もあるようなので、そのうち読むかな。2023/12/24
秀玉
12
惜しい作品だ。おもしろいかと聞かれれば、まあまあと答えるだろう。読了後は消化不良を感じる。これほどのエリートが「シャーマン」という言葉を知らないはずはないし、最初の挨拶時、JK相棒差し出した握手の手を無視するのもおかしい。事件も浅い。酒池肉林ならわかるが、たった一人の女性を羊に見立てて財界や役人がみんなで犯し、お仲間になるという内容(卑猥で失礼)も変。主人公と配役設定は良いのに、内容が伴っていない。続編もあるらしいが、たぶん読まない。あらすじではこの巻で不明な部分は描かれていないように感じた。詰めが甘い。2023/11/28
ロック
9
キャリア組のエリートである主人公鴨下は刑事部捜査第一課特命捜査係への異動を告げられる。そこは花比良真理という霊的な力を持った現役のJKを中心として作られた組織でもあった。彼女の能力頼りになってしまう組織の在り方を否定していた鴨下だったが、徐々に彼女の能力を認めていくのはお約束。しかし上手く言葉に出来ない真理の思考と鴨下のプロファイリングが繋がってようやく見えてくる事件の全容と真相と展開がとてもよく練られていたと思う。今作は時間が限られている中での警察の在り方、言ってしまえば拷問をよしとするかしないか、 2021/12/23
tmctmhs
6
映画作品も小説もコンプリートしてる信頼してる作家ながらこのタイトルと表紙なのでスルーしてたのが、続編が出てシリーズ化されたようなので手を出した。やっぱり面白い。ちょいちょい出てくるヒップホップネタが古かったりおかしかったりもするのは置いといて。そして続編がまた全然違う面白さになってて、やはりターゲットが謎なシリーズではあるけど今後も期待大。2022/08/28
かず1号
5
バリバリのキャリアにして若い警部補で正義感あふるる主人公が警視庁の刑事1課の特命捜査係に異動になったのだが、その相棒はある特殊能力を持ったJKの特別捜査官!? まあまあ面白くすんなり読めた。 まだ伏線らしきものが残っているので続巻を狙っている気配濃厚。 もし出版されたら読むかどうか悩ましい。2023/07/03