ハルキ文庫<br> ボクシング日和

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ハルキ文庫
ボクシング日和

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  • サイズ 文庫判/ページ数 184p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758443494
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「私は幾度でも、奇跡の目撃者になりたい。そこに物語が生まれるから」―小説家の角田光代さんは、ともかくも心を強くしたいと切望し、二〇〇一年元世界チャンピオンの輪島功一さんが会長をつとめるボクシングジムに入会した。そこから、何度か生の試合を見に行くようになり、ボクシングのファンになった。角田さんは思う。「真の強さとは何かを思わず考えてしまうような試合を見たいものだ」。打たれても打たれても何度でも立ち上がり、懸命に戦う男たちの感動のドラマ。

目次

1(マカオでボクシングを;いつかきっと自慢する;意外に遠い大阪;どうして見にきたのだっけ?;みんな泣いた;気品と洗練;すごいものを見た!;今日でよかった;倒れない人たちもまた;三者三様の実直;ブラッディ・マンデイ;まさかの負傷判定;本物の試合、本物の人気;タオル三昧)
2(あのいつかの輝きを;謝ることなんてない;合計たったの5ラウンド;熱の時間;裏切る体について)

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、97年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、04年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の〓』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年、『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ミカママ

516
あぁぁどおりで角田さんなのに登録数が少ないはずだ・・・。角田さんがボクシングにハマっている(いた?)のはファンだから知っていた。きっかけがなんと男にフラれてからなんだそうだ(笑)それで元チャンピオンのジムに入会しちゃうんだからすごい。なので角田さんがボクシングと格闘していくサマを読めるのかと思ったのだ。蓋をあければ、彼女のプロ観戦記だった。選手の名前はおろか、ルールも知らないわたしにはちと敷居が高すぎた。ま、こんなこともあるさ。2025/02/02

のぶ

77
角田さんはずいぶん前からボクシングジムに通って、体を鍛えている事は知っていたので、てっきりそんな話のエッセイかと思ったが、読んだら全然違って、2014年から2017年にかけて観戦した試合の感想文集だった。自分はボクシングに興味はほとんどないし、一冊を通してみてもスポーツ事態が単純なものなので、どの試合も同じように感じる。ボクシング関係の雑誌に連載されたものを纏めたものなので、興味のある人には面白いだろうが、自分には心ときめくところはなかった。どうやら読む本を間違えたようだ。2021/01/01

rosetta

26
2014年から2017年にかけて作者が観戦したボクシングの試合の感想文。ちょうど自分がボクシング観戦から足が遠のき始めた頃で、知らない選手もいるし同じ試合を観ていたりもする。自分と同じ素人観戦者のレベルで読んでいてホッとするし分かる分かると膝を打って共感もする。それにしても角田光代の小説のファンでも流石にこの本までは読まないだろうし、ボクシングファンならもっと専門的な本を読みたいだろうし、何処に需要があるのか心配になる。寧ろ何度も観ているそれぞれの選手について個人的な感想を述べてくれた方が良かったのでは?2020/09/20

チサエ

8
年末には地上波のゴールデンタイムに放送するしボクシング人気は熱いみたいだ。カクタさんのボクシング好きはいろんなエッセイで読んで知っていたけれど、このエッセイでその熱の入り ようが見て取れる。様々な試合に足を運んでほんと熱心に観戦しているカクタさん。海外にまで行くこともあるようで、すごい。ボクシング愛。そうだ、これはもう愛だ。このエッセイはそんな愛にあふれ満ち満ちていた。ボクシング愛、尽きることなかれ。2021/05/27

bluelotus

8
★★★☆☆ その場にいたからこそ感じられるものもあれば、その場にいてもわからないこともある。けれど、そこには必ずドラマがあるんだな…と思えた。2020/08/07

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