内容説明
智恵は、勘定所で普請役を務める夫・信郎と、下谷稲荷裏でつましくも幸せに暮らしていた。信郎は若くして石澤郡の山花陣屋元締め手代まで登りつめたが、真の武家になるため、三年前に夫婦で江戸に出てきたのだ。そんなある日、三度目の離縁をし、十行半の女になった姉の多喜が江戸上がりしてきた。一方、その頃、信郎は旗本の勘定から直々に命を受け、上本条付にひとり出向いていたが…。己の「励み場」とは何か?家族とは何か?―直木賞作家が描き切った渾身の長篇小説。
著者等紹介
青山文平[アオヤマブンペイ]
1948年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。経済関係の出版社に勤務後、フリーライターを経て、2011年に『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞受賞。2015年『鬼はもとより』で第17回大藪春彦賞受賞。2016年『つまをめとらば』で第154回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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