出版社内容情報
鬼隼人の息子・長月菊太郎が父と共に巨悪に挑む!新シリーズ第2弾。
内容説明
南町奉行所隠密廻り同心・長月隼人のもとに、神田須田町の呉服屋の主・庄兵衛と手代の死骸が発見されたと報せが入った。隼人は、同心見習の嫡男・菊太郎とともに探索に乗り出す。聞き込みを始めてすぐ、殺された庄兵衛は事件の夜、とある幕臣と一席設けていたことが知れる。その数日後、探索に当たっていた御用聞きの凄惨な亡骸が見つかった。事件に関われば次は自分が狙われるという不安が町方の間で広がるなか、隼人たちは果敢に下手人を追うが…!?傑作時代長篇。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。デビュー作『剣の道殺人事件』で、第36回江戸川乱歩賞を受賞。その後もミステリーを中心に作品を発表し、近年は、時代小説の分野で評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
99
剣客同心親子舟「菊太郎あやうし」2巻。1巻をとばして読んでしまいました。剣客同心シリーズ3部めですね。長月隼人の息子同心見習の菊太郎さんと隼人の手先八吉、利助、綾次、浅治、繁吉との息もピッタリで菊太郎さんの成長が楽しみですね。2018/01/28
犀門
1
#047★★★☆☆そんなに危うくなかった菊太郎さん。2018/03/05
goodchoice
1
いつのまにか隼人の子が見習いになって、探索に加わるようになっていた。隼人の剣の冴えは変わらず、息子の菊太郎も研鑽の日々の様だ。今後の成長が楽しみだ。2017/12/10