ハルキ文庫<br> 残照―ブラディ・ドール〈7〉

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ハルキ文庫
残照―ブラディ・ドール〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758441179
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

自らの生き様を確認する為、下村敬は何も言わず自分の元を去っていった女を追い求め、港町N市にやって来た。そこで癌に蝕まれながらも己を貫く医師・沖田や、この街の酒場『ブラディ・ドール』のオーナー・川中、坂井たちと出会う。そして沖田が経営する診療所がある土地の権利を狙う業者と対峙する為、下村は死地へと向った。最期の炎を燃やす男、愛の行く末を追う男、死にゆく男を止められない女──。交錯する想い、その先にあるのは光か闇か。大好評シリーズ第七弾!!

内容説明

自らの生き様を確認する為、下村敬は何も言わず自分の元を去っていった女を追い求め、港町N市にやって来た。そこで癌に蝕まれながらも己を貫く医師・沖田や、この街の酒場『ブラディ・ドール』のオーナー・川中、坂井たちと出会う。そして沖田が経営する診療所がある土地の権利を狙う業者と対峙する為、下村は死地へと向った。最期の炎を燃やす男、愛の行く末を追う男、死にゆく男を止められない女―。交錯する想い、その先にあるのは光か闇か。大好評シリーズ第七弾!!

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部法律学科卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞、06年『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、10年に日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』全15巻で毎日出版文化賞を受賞。13年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんごろ

126
N市に二人の男がやってきた。自分の元を去っていた女を追うために、何もかも捨ててやってきた下村。もう一人、蒲生がいたヨットハーバーで、病院を作るために、癌に蝕まれた医師の沖田。この二人が運命に導かれるように交錯する。その二人に何かを感じた川中。巻き込まれ体質の川中が、この二人と絡むのはもちろん、更に自ら抗争に絡んでいく。北方作品の男達は、どうして死にたがるのか。死の向こう側に何があるのだ。北方謙三の生き様、死に様の美学とは何かを学んだような今作。また一人、男が死地へ…。合掌!それにしても女心は全くわからん。2024/06/17

KAZOO

99
シリーズ7冊目で、この巻では女を追ってパリから戻った男がN市で事件に巻き込まれます。女がいるところは、やはり東京から来た医者で、前巻でなくなった人物の遠縁にあたります。病院をつくるか、ホテルをつくるかで抗争があり川中の周りにいた人物が死亡します。この巻の語り手がまた残ることになるのでしょうね。2018/08/30

おしゃべりメガネ

81
シリーズ第7弾。さすが北方さん、次から次へとどうしてこうもカッコいいオトコ達を我々の目の前に送りこんでこれるのか、ある意味不思議でなりませんね。本作は職場もイマイチ不定な「下村」が登場。とにかくワイルドで破天荒な彼はこれまでのシリーズに登場してきたメンズの中でもなかなか異色なキャラです。何も言わず自分の元を去っていった女性を追いかけてきた彼は奇しくも『川中軍団』と出会うコトに。医師「沖田」を中心になぜか「川中」に愛してやまない彼らの距離感に果たして「下村」も近づいていくコトができるのか、乞うご期待ですね。2024/09/16

優希

38
自分の生き様を見つめ直そうとする下村が格好よく見えました。己を貫く沖田、ブラディ・ドールの川中と坂井と出会ったことで、下村は最期の火を自らの中で燃やしたのだと思います。生き様と死に様の交錯しあうのがアングラですね。2022/06/24

サン

13
ブラディドールシリーズ7冊目。パリ帰りの下村が何も言わず出ていった女を追いかけて町にやってくる話し。新しく登場するものあれば、退場するものあり、何度読んでもこの展開には唸ってしまう。シリーズの中でも結構好きな話し。坂井はいろんなものを託される。2018/08/24

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