ハルキ文庫<br> 空の走者たち

個数:

ハルキ文庫
空の走者たち

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月22日 05時10分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 357p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758439916
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

通信社の若手記者・田嶋庸介は興奮していた。陸連から発表された東京五輪女子マラソン日本代表の中に、円谷ひとみの名があったからだ。田嶋が七年前に彼女と出会ったのは、福島県須賀川市。そこは、一九六四年の東京五輪マラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉の故郷であった。当時、自分のやりたいことが見えず暗中模索していた少女は、なぜ、日本を代表するランナーへと成長できたのか。その陰には、ある「空」でつながる不思議な出会いがあった―。デビュー作が激賞された著者が満を持して贈る、希望と再生の物語。

著者等紹介

増山実[マスヤマミノル]
1958年大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。出版社に3年間勤務後、放送作家に。2012年、「いつの日か来た道」で第19回松本清張賞最終候補に。同作を改題した『勇者たちへの伝言』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Walhalla

38
増山実さんの作品は『勇者たちへの伝言』『風よ 僕らに海の歌を』に続いて3作目でしたが、宝塚や武庫川など、私が良く知った街が登場することが多いので嬉しいです。今回は、私の不勉強さに加えて、世代が少し違っていることもあり、物語の繋がりがあまりイメージできず、やや複雑に感じてしまう部分もありましたが、この福島県の須賀川市には、一度行ってみたくなりますね。2022/06/22

29
この話はフィクションなんだけど本当にあった話。子供の頃ウルトラマンもオリンピックも見ていたんだけど、この話を本当にただの小説の話と思って読んでいたから、本の最後に掲載されている写真を見て衝撃でした。ただただ好きで始めたスポーツで、たまたま人より才能に恵まれ、またその才能を磨くための努力を惜しまぬ才能も持ち合わせ、その努力を継続するうちにいつの間にか日本中が注目するアスリートになる。とても幸せなことだけと、もしかしたらソレはそのスポーツを大嫌いになる理由になり得るのかも。想像しましたが、私にはわかりません。2016/05/29

えこ

19
特撮で有名な円谷英二、オリンピックメダリストの円谷幸吉。日本を代表する2人の『つぶらや』が同じ福島の須賀川出身とは凄い。震災の被害が大きくあった地域だけど、良い所なのは変わっていないと思う。芭蕉もお気に入りだった須賀川にいつか行ってみたい。2016/12/01

kakoboo

18
一つの地域で時を超えて繋がっている人々の前へ進もうとしている様子が書かれており「大切にしている何か」を感じました。一方、歴史や人というのは断片的なものでありその人の想いをどこまで感じることができるのかを可能な限り引き出そうと取材を通して多くのピースを生み出す文体は一気読み間違いなしです。さすが増山さん。少しずつですがどの作品も素晴らしいです(と言いながら勇者たちへの伝言しか読んでないのですが・・・)2018/11/26

白蓮

16
順番は前後したものの、増山実さんの既刊本3冊を読了しました。どの本も史実とフィクションの融合が秀逸で、人の尊厳や矜持、ルーツなど、心に深く突き刺さるものがある一方、空気感まで感じられる美しい情景描写や、染み入るような故郷への慕情が温かく、読後感はいつも爽やかで力が湧き立ちます。あとがきにあるシュトー・ヨーゼフ氏来日時の逸話が素晴らしく、これだけで一編の短編ができそう。Wikipediaにもまだ挙がらない作家さんで、読メの登録も少ないですが、もっともっと多くの方に手に取って読んで欲しいと応援しています。2017/11/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10734470
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品