内容説明
対照的なキャラの双子―エースの青山康一とセンターの健一を擁する神別高校野球部は、北北海道大会を勝ち抜き甲子園へ!彼らが優勝を目指す特別な「理由」を知る前橋絵里は、全国紙のスポーツ記者。彼女の前に、神別高校の監督・田村と高校時代にチームメイトだったスポーツライター・塩崎が現われ、周囲をしつこくかぎ回りはじめる。塩崎は、田村との間に因縁があるらしく…。野球を知らなくても楽しめるハートフル・エンターテインメント、感動のクライマックス!
著者等紹介
小路幸也[ショウジユキヤ]
1961年北海道生まれ。広告制作会社退社後、執筆活動へ。第29回メフィスト賞を受賞した『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
140
ほとんどの野球部員が児童養護施設出身で甲子園優勝を目指すお話の2作目!決勝シーンはちょっと涙腺が弱いからウルッときました(^^;)その裏で野球部員の過去をあばこうとしたり野球賭博が絡んだきな臭い大人たちの戦い!こちらも見所あり、楽しく読めました(^^)新しく登場した西島さん!いいですね(^^)BGMには『ブラバン!甲子園4』がいいと思います(^o^)〈春の選抜高校野球もまもなく!巨人の野球賭博問題!旬な話題の時に読んじゃいましたw〉2016/03/18
カブ
39
清々しい青春。大人たちの嫌らしいゴタゴタもあったり、出来すぎな感じだけど安心して読んでいられました。個性が光る神別高校野球部の一人ひとりかわ愛おしい。2016/05/26
はるき
36
夏の予選が始まったので読んでみる。色んなスポーツがあるけれど、高校野球手やっぱり贔屓目にみてしまう。思惑も打算もつきものだけど、頑張る姿は本当であってほしい。小路さんらしい作品。2016/07/13
ピース
32
北海道の無名高校の甲子園での活躍。生徒達に関わるおとなたちの裏でのやりとり。何としても生徒達を守ろうとする大人達の奮闘が印象的だった。2019/06/14
DONA
32
選手たちと記者たちの場面が交互に描かれているからわかりやすいのですが、そのせいで逆に話が止まってしまうような感じもあって、面白いのになかなか読み終わらず。野球好きなら楽しめる作品です。熱いな~甲子園は!2018/02/26
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