ハルキ文庫<br> 明治剣狼伝―西郷暗殺指令

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ハルキ文庫
明治剣狼伝―西郷暗殺指令

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  • サイズ 文庫判/ページ数 329p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758439701
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

幕府が倒れ、明治新政府が出来てから十年が経った。だが期待を裏切られた士族の不満は止まず、西南戦争が勃発。警視隊の藤田五郎と砲兵工廠の村田経芳は、内務卿・大久保利通より、西郷隆盛を助ける救出隊への参加を命じられる。だが彼らの合流前に救出隊長の旧庄内藩士・竹内が暗殺されてしまう。山県有朋らの思惑も絡む救出隊の、真の目的は何なのか?近代日本が形作られていない混沌の時代、元新撰組の剣鬼と稀代の銃豪の二人が最後に下した決断とは…。第七回角川春樹小説賞特別賞受賞作。

著者等紹介

新美健[ニイミケン]
1968年愛知県豊田市生まれ。金沢経済大学(現・金沢星陵大学)経済学部卒。富山県にて、製版業、電気施行業などを経験したのち、東京でゲーム関係のライターになる。『明治剣狼伝―西郷暗殺指令』にて、第七回角川春樹小説賞特別賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

77
ミッションもの冒険小説定番の内容と展開で、すこぶる好みの作品なのにストレートに楽しめないところがありもどかしい。バックボーンはよく描けているのに、人物描写が薄めで肝心の活劇行に線の太さがあまりない。序盤のセットアップのパートでもうちょっと気分的にノセてほしかった。しかし後半、伝奇的にぐいぐいスケールが大きくなる展開はかなり良い。もっとボリュームがあってもいい作品じゃないかと。そのへんパワーアップした著者の新作が出るようであれば、読んでみたいですね。2016/05/19

maito/まいと

16
あの北方御大が手放しで褒めたと噂の1冊。西南戦争の中、政府から発せられた密命というフィクション?を大事にしたアクション作品。確かに男臭く、それでいて斬る方の心の葛藤や、時代の変化との納得させる描写など、観るべき所は多かったけど、奥深いというほどでもなく、なんとなくもう一声、と言いたいのは僕だけだろうか?2016/03/16

さこちゃん

11
国産銃開発技術者で鉄砲狂いの村田経芳と、剣術一筋藤田五郎(斉藤一)が、権謀術数入り乱れる時代を乗り越え生きる時代小説。時の権力者達の謀略とは違う次元で繰り広げられる、かつて仕えた藩への忠誠心や武士魂、技術者魂の物語。描写細かく面白かった。西南戦争へ興味が沸く。2016/01/04

えみ

6
何度もこの時代の話を読んでいますが、まだこんな視点から切り込む余地があったのか!?と驚愕。砲兵工廠の村田経芳と警視隊の藤田五郎らが西郷隆盛の救出を命じられ彼の元へ向かう。ところが救出隊として集まった者は表向きは西郷救出という目的を掲げ一致しているものの、胸中は疑わしい。幕末で敵と味方だった者達が新しい時代を迎え共に生きていく時代になった。その中で西郷に遺恨のある者、恩義のある者。新政府軍に遺恨のある者、恩義のある者。ただただ、任務を遂行する者。西郷隆盛…彼を救うのか殺すのか。とても興味深かったです。2016/01/24

Ryu

5
村田経芳という人物を知らず、初めはオリジナルかと思い調べたら実在していた。知らなかったことがいけなかったのか、理解が出来ていなかったのか、どうも面白いと感じられず…。西南戦争での激しい戦闘シーンを期待していたが、そうではなかった。銃の村田と剣の藤田(斎藤)を堪能したい方にはいいのでは?2016/05/23

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