感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
126
八丁堀夫婦ごよみ「心ひとつに」10巻完結。筆頭同心に、先輩同心を通り越しての就任に周りからの妬み、重圧のあるなか、奉行所の威信をかけた事件を解決、奉行所の心がひとつに、柳川家の妻操に女児出産、先妻蔦江の子美佐と徳太郎一家5人心ひとつに・・・柳川家の3年間四季を通しての物語楽しく読めました。2015/10/03
ダイアナ
2
八丁堀夫婦ごよみ、シリーズ最終巻。盗人の捕縛を行い町人にも人気の侠客、矢田五郎。飄々と尻尾を掴ませず、卯一郎初め南町奉行所の面々を手玉に取り続け一体どういった結末になるのか期待していたものの、結構あっさり終わってしまい少々残念。もっと派手に暴れてくれても良かったなぁと思ったり。矢田五郎は召し捕ったものの、遠からず代わりの誰かが同じような位置につくのだろうとの言葉もあったが卯一郎はあだ名の通り「柳に風」らしく江戸の平和を守っていくんだろう。最後には新しい家族も増え、喜ばしい限り。2018/07/01
藤よい
2
宿敵 矢田五郎と卯一郎がどう決着をつけるか楽しみだったが、あっさりと終わってしまった感じがあり、物足りなさもあった。これでシリーズが終わってしまい淋しい。2018/06/24
goodchoice
1
筆頭同心になって柳に風殿の本来の魅力が薄れてしまった。これだと奥方の出番がなくなってしまい、夫婦ごよみという筋立てに合わないのでは。2014/08/14
こうよし
0
同輩と先輩に本当に助けられつつ、最後はきちんと自分の判断で。操のちょっとした探索もありつつ。桃山さんはもうちょっと見守って欲しかった気はするけど、概ねよい終わりでした。2016/12/03