内容説明
ドイツ人による自身の暗殺未遂をねつ造したラスプーチンは、自分を「神の人」と崇めるロシア皇帝ニコライ二世にドイツとの戦争を決意させた。一九一四年夏、世界大戦が幕を開け、欧州全土に戦火が広がる。世界経済は大きく揺れ、日本でも株価は暴落。若き相場師・狂介は、今までの“売り”一筋から“買い”一本の勝負に出るが…。あらゆる情報を手に入れ、巧みに人を操り、己のみを信じて縦横無尽に突き進む孤高の天才相場師の活躍を描く、大好評シリーズ第五弾!
著者等紹介
波多野聖[ハタノショウ]
大阪府出身。一橋大学法学部卒業後、国内外の金融機関に勤務、日本株運用のファンドマネージャーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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