内容説明
渋谷区広尾のマンションで男の死体が発見された。男は人材バンクの社長・西岡卓。だが現場にはなぜか組織犯罪対策四課(広域暴力団対策係)の刑事の姿があった。一方、鹿取警部補は、三好組組長の三好義人が麻薬取締法違反で逮捕された件で、警察庁警備局長の田中一郎から呼び出しを受けた。三好逮捕の裏に、警察内部で仕組まれた罠があるのではないか?警察組織の闇の中で、児島と鹿取は孤高の闘いにいどむ。シリーズ三作目にして、最高傑作の書き下ろし警察小説。
著者等紹介
浜田文人[ハマダフミヒト]
1949年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。フリーの記者として新聞、週刊誌等に寄稿。2000年、処女作『公安捜査』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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