内容説明
失恋のダメージに前途を見失った山岳カメラマン・倉地。彼は、俳句結社の川村主宰から人生リニューアル運動の拠点、瀬戸内の島に誘われ、亡命中の某国民主化運動の女性リーダーの娘と運命の出会いをする。彼女を襲う世界最強の暗殺集団と向かい合った、倉地の青春を賭けた凄絶な戦い!圧倒的ど迫力ノンストップ・エンターテインメント、待望の文庫化。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、熊谷市生まれ。青山学院大学卒。69年、『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年、『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、2003年、第7回日本ミステリー文学大賞、11年、『悪道』で第23回吉川英治文学賞を受賞。推理小説、歴史小説、ドキュメントと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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