感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
55
薬種を商う大店に白昼堂々と押し込みが入り店の者と客を人質に立てこもる。惣十郎夫婦が養子にしようとしている末三郎も人質の中にいるらしい。人質が多すぎる上に犯人の人数も定かではない。警察物という雰囲気の話で楽しく読んだ。2021/07/02
優希
40
クローズド・サークル的な時代小説と言えるでしょう。人質をとった賊たちの目的とは何か、ミステリー仕立てで描かれているのが面白かったです。最後が少し呆気ない印象だったのが気になりましたが。2024/12/18
山内正
2
楓川沿いの薬種問屋蓬莱屋に盗賊が 同心惣十郎は夜半廻りを囲む 時間が経っても人質の他金の要求も無しやがて雪しぐれが降って来た! 余りの時が過ぎて奉行が突入せよと その時人質が出て来た二十八人も この中に盗賊四人も居る筈だが 奉行の一存で事件にケリがつくが 惣十郎は主人の過去を暴く 二十九年前から名を変え暮らしを変えた訳が見えて来た 近くの辰巳屋に盗みがあり千両取られたと 今の蓬莱屋主人は名を変えていた証を隠してた事が解った 惣十郎の解き方が当たる。2018/06/12
mimi02
1
☆42020/01/07
-
- 和書
- 萬葉集研究 〈第1集〉