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内容説明
この本で紹介するのは、“ふだんのおかず”としての洋食です。
「今晩、何にしようかな」と考えたとき、「きのうは煮魚とおひたしだったから、今日はクリームシチューにしよう」と思う、そんな料理です。
繰り返し食べても飽きることなく、野菜がたっぷり入っている。
白いご飯との相性も抜群。
そして、子どもからお年寄りまで、だれが食べても「おいしい!」と思わず声が出る。
そんな洋食です。
洋食――と聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか?
特別な日のごちそう? 作るのが大変なわりに味はいまひとつ?
そんなイメージをお持ちでしたら、ぜひ、本書をお読みになってみてください。
洋食は、じつは、とっても簡単です。
複雑な手順は必要ありません。
作り方の大きな流れと勘所さえつかめば、いくらでもアレンジができて、しかも失敗せずにおいしくできる。
手を動かすのは少しでいいから、忙しいときでもラクに作れる。
料理が苦手な人でも、確実においしくできる。
そんな料理を、献立に取り入れない手はありません。
本書は、洋食の作り方を文章で紹介していく“読む”料理本です。
目玉焼き、オムレツから、肉や魚のソテー、グラタン、ハンバーグ、パエリア、スープにビーフシチューまで。
知っているようで知らないフライパンの使い方や、自家製スープストックのとり方も詳しく紹介。
付録として、「“レシピを見ずに”“量らずに”作るおやつ」についても収録しています。
毎日忙しいけれど、食卓で家族が喜ぶ顔が見たい――そんな願いを持つすべての人に読んでいただきたい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんぽぽ
22
レシピを見ないで…シリーズにはいつも感心するばかり。 図書館で借りたんだけど、これは購入決定。 玉ねぎを炒めてホワイトソースを作るのは私もやっているんだけど、細かいとこがちがうのよね。 あれも、これもためしたいメニューばかり。2019/06/11
chatnoir
18
色々な料理の適切な調理方法が分かっていれば、食材の量や火加減や時間などオタオタせずに料理できるんだなぁ。私の祖母の世代まではこういう風に色んな基本をおさえていたんだろうなぁ。だって、クックパッドはもちろん、レシピ本すらなかったよね...家に。 トマトとパプリカ味のビーフストロガノフが美味しそうだった。 良いベーコンを使う事...に納得。最近大手のベーコンは全然美味しくないし焼くと水分が飛んでヘロヘロになる。 惜しみなくバターを投入...はなかなか出来ないよねぇ...勇気がいるよねぇ。2019/06/13
miu
9
実は最近料理にはまってる。手の込んだものもいいけど、シンプルなものもいい。有元さんは素材の味をしっかり味わいましょうという感じ。野菜を焼いて塩や醤油だけで食べる。おいしいよね!なかなかレシピを見ないで作るってことができないけど、冷蔵庫開けてパパッと作れるようになりたいわ。2020/06/27
ぽっか
9
和食と違って洋食は勘が働かなくてレシピサイトに頼りがち。基本の発想がないから、応用がしづらいんだと思う。この本は、目玉焼きの焼き方に始まりビーフストロガノフなどちょっとおしゃれな(?)ものまで、同じトーンで解説してくれる(ふしぎと難易度も変わらないように感じる)。フライパンやオーブンの基本的な使い方さえ理解したら、どれも簡単にできそう。何にお金と手間をかけるか、どこを簡略化するかのバランスがよくて、納得させられるのかも。さっそくおいしい目玉焼きやかたまり肉のロースト、ホットケーキができました!わーい!2020/02/29
Acha
8
また有元さんに(勝手に)弟子入りしてしまった…。少し前、仕事が超絶キツいとき、料理も何も全てうっちゃりしていたが、有元本をパラ見しては「有元先生…‼︎ 料理がしたいです…」的な心持ち。つい身構える洋食も有元さん的にはキホンのみ。どれも読んでるだけで美味しい。←いや、作れよ…?2023/03/01