内容説明
「病院での話」「心霊スポット」「霊能者に関する話」など、この一年の間に著者の元へ続々と寄せられた、本当に起こった怪奇現象を集めた百物語第五夜。
目次
第1章 病院(六話)
第2章 藤岡氏の体験談(十話)
第3章 霊能者に関する話(七話)
第4章 奇妙な話(二十九話)
第5章 切ない話(五話)
第6章 釣り場の怪(六話)
第7章 奇怪な話(二十六話)
第8章 遭遇(六話)
第9章 心霊スポット(十話)
著者等紹介
平谷美樹[ヒラヤヨシキ]
1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒業後、岩手県内の美術教師となる。2000年6月、『エンデュミオンエンデュミオン』(ハルキ・ノベルス刊)で作家デビュー。同年、長篇SF『エリ・エリ』で第1回小松左京賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夢追人009
137
百物語の本巻第5夜から共著者として加わった岡本美月さんの紹介がされていましたが大雑把に言うと霊が観えない人だという事で残念ながら他に特筆すべきデータは皆無でしたね。とにかくシンプルで作為や余計な物が無い所が一番の美点で、その意味で何度でも再読に耐えるシリーズだなと思えますね。著者が入院生活を送っていた深夜に病室前をカツカツと歩き回る音がして聞き覚えがあるぞと思ったら、それは愛犬の散歩を催促する時の音でふと暦を見ると愛犬の命日だと気づいた話。老犬ロンの苦しむ姿を見て、もう楽になっていいのよと優しく告げる話。2020/05/30
chatnoir
5
今までの作者さんが体調を崩して、サブの作者さんが入った。サブの人がメインの人の話を書いているのがなにやらわかりにくい。筆者がどちらかを記した方が良かったのでは?私的に怖いのはこんなのが視えたってゆう話より、音を伴った話、海の家の話が怖かった。2015/05/13
zero
3
ドッペルゲンガーの話が興味深い。"思い"というものが実体化したと考えるとつじつまがあうかな。2015/11/21
ヌーン
3
なんか途中眠くなってなかなか読み進められなくって困った。読まないと眠気は薄れたので、ストップかかってたのかもしれない。単に面白くなかっただけかもしれない。2009/10/06
ぼの
3
このシリーズはそんなに怖くないです。
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