ハルキ文庫
血風 天城越え―渡世人伊三郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784758431453
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

東海道の橋上で浪人者に絡まれる旅姿の男女がいた。逃げる女の前に現れた三度笠の渡世人は、浪人者を一瞬にして倒すと、何事もなかったように立ち去った。渡世人の名は伊三郎、天城への旅の途中であった。その夜、木賃宿に泊まった伊三郎は、長五郎と名乗る威勢のいい若者と出会う。この長五郎が、後の清水次郎長と呼ばれる男であると伊三郎は知る由もなかった―。運命の邂逅か、伊三郎の向かう伊豆には、二人を巻き込む事件が待ち構えていた…。

著者等紹介

黒崎裕一郎[クロサキユウイチロウ]
1942年東京生まれ。テレビ脚本家として、『必殺仕掛人』シリーズ『木枯し紋次郎』『銭形平次』などの作品を手掛けた後、95年、中村勝行の本名で書いた作品『蘭と狗』で第六回時代小説大賞を受賞。以後、黒崎裕一郎と筆名を改め次々と作品を発表し、注目を集める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

舟華

8
股旅もの。何かに似てるなぁ…と思ったら又三郎かも。渡世人の義理人情がしっかりしている伊三郎に好感。「血風」の言葉通り切ったり切ったりはらわた出たりと案外グロかった。男はどこか抜けていて女は強か、それに尽きる。人が多くて途中でこんがらがった。 ◆どうもこの作品の前にもう伊三郎さんの作品があったようだ。ようだ、というより手元にあったことを確認してしまったので近いうちに読む。 ◆また登録人数…2人。読了私のみ(笑)2020/09/11

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