内容説明
「日出ずるところの天子、日没するところの天子に書を致す」―大業三年(六〇七)、遣隋使として隋国皇帝・煬帝に謁見した小野妹子は我が目を疑った。中国を支配し絶対的勢力を誇る王に対し、このような物言いで国書を送るとは。日本中火の海にされても文句は言えないではないか。こんなことをしたのは、あいつ、厩戸皇子すなわち聖徳太子だ。一体どういうつもりなのか?…大帝国の長として権勢並ぶ者なき煬帝に、聖徳太子が戦いを挑む!第二回小松左京賞受賞作家が新たな視点で描く激動のハイパー歴史アクション、書き下ろしで堂々登場。
著者等紹介
町井登志夫[マチイトシオ]
1964年生まれ。南山大学教育学部卒業。1996年、『電脳のイヴ』で講談社第3回ホワイトハート優秀賞を受賞。2001年、『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。井上雅彦氏編纂による「異形コレクションシリーズ」にも精力的に作品を発表している。また、『諸葛孔明対卑弥呼』では、新鮮なアイデアと大胆なストーリーによる架空古代戦記に新境地を開いた
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