内容説明
精神科医弥生原公彦の患者の元に送り届けられた「呪いのビデオ」。その中に予告された、「一九九四年七月二十八日午前十時、淡路島佐野海岸」で、防空頭巾を被った日本人形とともに首を絞められた女の子の死体が見つかった。これは、未曾有の「阪神サイコキラー連続殺人事件」の幕開けに過ぎなかったのだ…。名探偵弥生原が、「犬神信仰」が深く関与したこのおぞましき事件に挑む、本格長篇ミステリーの書き下ろし傑作。大好評シリーズ第七弾。
著者等紹介
篠田秀幸[シノダヒデユキ]
1958年生まれ。神戸大学法学部卒業後、神戸市役所勤務を経て、現在高校教諭(国語科)。94年『蝶たちの迷宮』でミステリー作家としてデビュー。「新本格派第二次世代」の作家として位置づけられる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nori
2
'How to kill' could be justified, but 'Why kill' is definitely illogical. If culprit has a tendency of killing, why it was only appeared in recent years? Moreover, there are psychiatrist so why not profiling could be approached to the pattern of crime.2016/02/09
ホームズ
1
設定は悪くないんですけどね・・・・。2006/05/26
二分五厘
0
2004.1.4
もかすけ
0
まんま犬上家の一族とは言わないけど、登場人物の名前考えるのが面倒だったのか(笑 呪いのビデオまで出てきてまぁ、楽しかった。2015/08/16
tomotaro
0
初めての作家さん。呪いのビデオやら犬神家の一族やら集団水難事故やら何やらごった煮の印象。最初に青沼菊乃の名が出てきてどっかで聞いたぞと思っていたら青沼静馬に犬神佐清まで登場してなんのこっちゃ状態。ここまで拝借して大丈夫なのかーとそんなとこばかりに気が行って弥生原さんが名探偵って気がかけらもせずに終わってしまった…。2015/08/17
-
- 和書
- もっと!ともだちはくま