出版社内容情報
第18回角川春樹小説賞受賞受賞作
エンターテインメントとしての盛り上がりも充分で、女主人公の設定などに目新しさもあった――北方謙三
歴史上の人物をからめて、よくこれだけの物語を構築させたと感心した。格闘シーンの描写は特に秀逸――今野敏
完成度が高い。自分の作品と一番傾向が似ている――今村翔吾
登場する武闘家たちの超人像が面白い――角川春樹
私が貴方の刃となる
幼く気高き少年を守る、新時代のヴァルキリー、誕生!
明治を迎えた日本。
その横浜で興隆を極める英国屈指の貿易商・フェアファクスが、彼が日本人女性に産ませた子・禄郎を己の後継者に指名して、半年前に病死した。
ただし、ひとつだけ条件を付けて――。
一方、会津・娘子隊の生き残り、中野竹子は死にそびれた身を呪いながら、己の天稟である薙刀の才をどこかで活かせないかと、新時代を見苦しくもがいていた。
そんな禄郎と竹子が、会津の仇・板垣退助を通じて出会った時、運命の歯車が回り始める――!
フェアファクスが課した条件・後継者の座を賭けた決闘、甲冑撃剣。それぞれの後継者候補は、名代を立てて戦うことが認められている。
竹子は禄郎の刃として、英国・日本の思惑に翻弄されながらも、幼き主君の気高き願いを叶えるため、戦い抜く!
【目次】



