茜唄〈上〉

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

茜唄〈上〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年12月15日 08時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758414395
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

これは、生命(いのち)の唄。
これは、家族の唄。
これは、愛の唄。
直木賞作家・今村翔吾が魂をこめて描く、熱き血潮の流れる真「平家物語」!

歴史とは、勝者が紡ぐもの――
では、何故『平家物語』は「敗者」の名が題されているのか?
『平家物語』が如何にして生まれ、何を託されたか、
平清盛最愛の子・知盛の生涯を通じて、その謎を感動的に描き切る。
平家全盛から滅亡まで、その最前線で戦い続けた知将が望んだ未来とは。
平清盛、木曽義仲、源頼朝、源義経……時代を創った綺羅星の如き者たち、
善きも悪きもそのままに――そのすべて。

生きるとは何か、今、平家物語に問う――著者

内容説明

直木賞作家・今村翔吾が魂をこめて描く、熱き血潮の流れる真「平家物語」!これは、生命の唄。これは、家族の唄。これは、愛の唄。

著者等紹介

今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年京都府生まれ。「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。デビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)で第7回歴史時代作家クラブ・文庫書き下ろし新人賞を受賞。同年、「童神」で第10回角川春樹小説賞を、選考委員満場一致の大絶賛で受賞。「童神」は『童の神』と改題し、第160回直木三十五賞候補にもなった。『八本目の槍』(新潮社)で第41回吉川英治文学新人賞、及び第8回野村胡堂文学賞を受賞、「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト10第一位に選ばれた。『じんかん』が第163回直木賞候補及び第11回山田風太郎賞受賞、「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト3第一位に選ばれた。『塞王の楯』(集英社)で第166回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

436
あえて寝かせておいて、自分に焦らしプレイを仕掛けてみた。ついに解禁!となったら当然のごとく一気読み。大河の影響で一時期やたらとこの時代の本が出版されていたが、以前に読んだ天野純希『猛き朝日』と、人物や出来事の解釈が酷似しており、まるで同じ作品世界の視点人物を入れ替えたようだ。平家側から語られる本作は、どうしても滅びの美学を描くものになりそうだが、それゆえ、上巻にて瑞々しい若さの発散や、窮地に至って深まる一門の絆などが、いかに眩く活写されているかが重要であり、見事に期待値以上のものは見せてもらえたといえる。2023/06/03

starbro

355
今村 翔吾は、新作中心に読んでいる作家です。平家物語は何作か読んでいますが、平知盛が主人公の小説は初読となります。 平家物語にしては爽やかな印象、続いて下巻を直ぐに読みたいですが、図書館の配本の関係で読めるのは、明後日になりそうです。トータルの感想は下巻読了後に。 http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=69542023/05/10

パトラッシュ

323
日本人は源平合戦の歴史を平家物語から学ぶ。源氏や平氏を問わず多くの人びとが懸命に生き抜く姿を千年以上も疑わなかったため、ある重大な事実を忘れていた。なぜ勝者たる頼朝主導の歴史が書かれず、敗者の名を冠した民間の語り本が紡ぐ歴史が広まったのか。そこには父清盛から受け継いだ想いを実現すべく知略の限りを尽くす最愛の息子知盛と、彼を信じ支えた妻の希子と甥の教経の書かれざるドラマがひそんでいた。琵琶語りの平家物語の成立秘史と知盛を中心とした群像劇の思いがけぬ裏を描くエンタメの粋に、読者は息を吞むばかりなのだ。(続く)2023/04/10

海猫

295
上下巻ということで構えて読み始めたものの、すぐに人物に気持ちが入って読み進むことができた。今村翔吾の単行本は分量が多いがこういう感じで読みやすい。内容は今村版「平家物語」。とはいってもこれまで平家物語を通して読んだことはない。しかし大河ドラマの「鎌倉殿の13人」を観ていたのでイメージはしやすかった。あのドラマの対局の立場になって歴史や物事を見ればこうなるのか!という興味もあった。毎章の最初に「平家物語」の語りの場面が入るがこれが意味深。戦記ものであり、家族の物語であるのはわかるが最終的にどう結実するのか?2023/06/21

旅するランナー

287
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。平清盛の四男、知盛を主人公とした、シン平家物語。歌舞伎の碇知盛のイメージが強いのですけど、この小説ではスマートな知将、優しい夫、頼もしい父です。こんな傑物がいるのに、平家はやはり滅び行く運命なのか? 下巻が楽しみです。2023/07/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20659569
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。