おネコさま御一行―れんげ荘物語

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おネコさま御一行―れんげ荘物語

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758414142
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

早期退職したキョウコは、相変わらず古いアパート「れんげ荘」で暮らしています。キョウコが愛してやまない近所の飼いネコ・ぶっちゃん。キョウコの兄夫婦のところに、突然やって来たおネコさま御一行。「れんげ荘」の住人・チユキさんの彼が飼いはじめたイヌのえんちゃん…。無職でひとり身のキョウコは、将来に少々不安を感じながらも、ネコやイヌ、鳥や花や隣人とのお茶の時間、図書館で借りた図鑑…などに気もちを和らげてもらいながら、日常にささやかな喜びを見つけ生きていく―。

著者等紹介

群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。1977年日本大学芸術学部卒業。本の雑誌社入社後、エッセイを書きはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。その後作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Karl Heintz Schneider

87
大手企業を辞めたついでに実家も飛び出し、れんげ荘と言う名のオンボロアパートに住んで気楽な一人暮らしを謳歌する50代独身女性・キョウコ。彼女の唯一の楽しみは近所の飼い猫をかまうことでしたが、ある日兄夫婦の住む家の庭に母猫と2匹の子猫が住み着きます。これ幸いとばかりに何かと用事をつけていそいそと通うキョウコ。これまで何となく縁遠かった兄夫婦とも猫の話題を通していつの間にか打ち解けていることに気づきます。そして冷え切っていた兄と兄嫁の間もいつの間にか修復。かすがいになるのは子供だけじゃない、ネコもかすがいだ。2022/03/22

milk tea

78
キョウコの兄の奥さんカナコさんがとてもいい。 素敵なご夫婦を見ていたら、キョウコも結婚したくならなかったのかなぁと不思議。 何にも考えないで読めてしまうのが「れんげ荘物語」ですね。2022/05/21

sayuri

76
「れんげ荘」シリーズ第6弾。今回も特別な出来事が起こるわけではなく、早期退職後、れんげ荘で暮らすキョウコのゆるい日常が淡々と描かれる。キョウコを迎え入れる準備をしていた兄夫婦の家に、おネコさま御一行が住みつく事になったり、仏像作りに励むチユキの彼がイヌのえんちゃんを飼う事になったり、なんという事もない普通の日常だ。随所に挟まれる亡くなったお母さんに対するキョウコの恨みつらみが、作者と実母の確執と被り、どこか切なく、居た堪れないような気持ちになる。穏やかに暮らしている風でも人の感情は一筋縄では行かない様だ。2022/01/29

アイシャ

71
れんげ荘物語シリーズももう6巻。なぜキョウコさんのこのシンプル生活が読者の心を引き付けるんだろう。仕事を一切やめて慎ましく暮らすことを決めたキョウコさんの潔さ。これがスッキリと居住まいを正すような気にさせられるのかな。今回は猫や犬を偶然飼うことになったキョウコさんのお兄さん夫婦と、お隣のチユキさんとパートナーのほほえましい様子が描かれていた。私も犬や猫を長く飼っていたので彼らが生活に与えてくれる潤いを身をもって知っている。キョウコさんも愛しのぶっちゃんに会えてよかった。2023/03/17

itica(アイコン変えました)

68
よその飼い猫への思慕でせつなさいっぱいのキョウコさん。ある日突然やってきたネコさまやイヌさまに振り回され、下僕となりつつある周囲の人たち。ただそばにいるだけで可愛い彼ら。読んでいるだけでもきゅんとする。動物とは罪なものである。キョウコさんのように小さな部屋を借り、貯金を切り崩しながらつつましく暮らすのを否定はしない。何ものにも煩わされず生きるのも良いと思うけれど、何か癒されるもの、世話を焼けるものがあったら張り合いが出るんじゃないかなー。 2022/03/23

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