出版社内容情報
鈴木英治[スズキ エイジ]
著・文・その他
内容説明
秀士館の門人が、相次いで頭巾の侍に襲われた。侍は捨て台詞に湯瀬直之進の名を出したという。だが渦中の直之進は、館長の大左衛門から大山・阿夫利神社への納太刀を頼まれる。同行する塚ノ介、珠吉との賑やかな旅路に、邪悪な影が忍び寄る。道中知り合った訳あり父娘の厄介事も背負い込み、大山詣は益々穏やかならざるものに。因縁の対決の火蓋が切られ、山間の清流に鋭い刃音が響き渡った。書き下ろし人気シリーズ第三十九弾。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年、『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞を受賞。作品多数。気鋭の時代小説作家として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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