つながりません―スクリプター事件File

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758413510
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

スクリプターとは―映画の制作現場において、撮影シーンの様子や内容、物語の繋ぎなどを管理する役目である。記録とも呼ばれる。「つながりません」その一言が、事件を解決に導いていく―。『教場』の著者・長岡弘樹が贈る珠玉の連作短編。映画業界騒然!スクリプター事件簿の登場!

著者等紹介

長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞し、05年『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。13年に発売された『教場』が「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第1位、「このミステリーがすごい!2014年版」第2位となり、本屋大賞にもノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

289
長岡 弘樹は、新作中心に読んでいる作家です。本書でスクリプターという職業を初めて知りました。半分イヤミスっぽい、不思議な感覚の連作短編集でした。スクリプターの女性と結婚したら、結婚生活は、絶対「つながりません」(笑)2020/08/10

しんたろー

264
映画のスクリプター(記録係)・真野韻(ひびき)が関わる7つの連作短編ミステリ…監督や役者の目線で展開する物語に韻が謎解き役として関わる。無駄のないキレある文章が綴られ、伏線の回収も小気味好く「短編の名手」らしい作品で、最終章では韻の目的も判って「なるほどねぇ」とニヤッとできた。惜しいのは業界用語の使い方で、30年以上この世界にいる身としては「それは今は死語、それは聞いた事がない」という言葉が度々あって、折角の面白さを削がれた感じ…「もし続編を書くなら私を監修に読んで欲しい」と大きなお世話心が疼いた(笑)。2020/07/21

パトラッシュ

153
複数の証拠をつないで被疑者の犯行を立証し有罪判決につなげる点で、捜査官もスクリプターといえる。一流の記憶力と観察力がなければできないという意味でスクリプターを探偵役に選んだアイデアは良いが、事件が小粒すぎてミステリとしての魅力に乏しい。せっかく映画界を舞台にしながら、いくらでも面白くできる話を短く切り上げている印象が拭えない。真野韻というキャラも「教場」の風間教官に比べ今ひとつ個性に欠ける。大作映画の撮影中に連続殺人事件が発生するが、制作を中断できない状況下で真相解明に挑むという長編に仕立てたらと思うが。2020/09/07

修一郎

146
新キャラ真野韻さんの登場。映画創りの粗探しは本の校正担当に近いですかね。往年の名画の「繋がらない」シーンなどの蘊蓄が楽しいのはいつも通り。映画のデキのためには少々の悪事は目をつぶっちゃうていうブラックキャラなので,ビターエピソードはこれからもありそうだ。スクリプターあるあるの方は面白いんだけども,無理やりの殺人事案や死亡事故ばかりじゃ雑じゃないかね。もっと自然な流れにできそうなのに。例によって無理やりトリックは読み返して,まぁいいやと納得させて終了。そんなことあるわけねぇだろ,の筆頭は「揺れる球場」2020/08/15

mint☆

134
「撮影工程の全てを把握し、管理・記録するのがスクリプター。」聞いたことはあったけど何する人?と思っていた。謎が解けてスッキリ。ミステリーの連作短編集かと思いながら読んでいたけれど一話一話がそっけなく事件はおこるけど淡々と進んでいく。ラストで、そっか伏線だったんだ。と気づく。スプリクターの韻さん仕事はできるけど近くにいたら怖いな。2020/08/26

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